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【熱中症にならないために】抑えておきたい真夏対策5選!

夏になると、多くの人が関心を持つ熱中症。実際、夏の時期は毎年熱中症のニュースを頻繁に目にするようになりますよね。
そんな熱中症にならないためには、日頃からの対策が何よりも大切です!

そこで今回は、今から抑えておきたい真夏の対策をご紹介します。



熱中症になるのはなぜ?

熱中症は年齢性別問わず、夏になると誰でも引き起こす可能性のある症状です。
そんな熱中症になる原因は、主に3つあると言われています。


  • 環境 … 気温や湿度の高さ、日差しの強さなど

  • 身体 … 労働や運動による体温上昇や、暑い環境に身体が対応できないなど

  • 行動 … 長時間の屋外作業や水分補給ができない状況


これら3つの要因が重なり、身体のバランスが崩れることにより、熱中症は起こるのです。


参考 – 熱中症の基礎知識(環境省)
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness.php



真夏に意識したい対策5選

熱中症を避けるには、環境、身体、行動が暑さに耐えられない状況を避けることが何よりも大切です。なかでも、特に意識したい5つの対策をご紹介しますね。



(1)暑さを避ける生活を意識する


熱中症対策では、暑さを避ける生活を意識することが特に重要です。

気温が高い日は、極力日中の外出は避け、可能であれば朝夕の涼しい時間帯に出かけるようにしましょう。どうしても日中の外出を避けられない日は、日傘や帽子を活用し、こまめに室内に入って休憩するようにしてくださいね。

また、室内では、エアコンや扇風機を利用しましょう。基本的には、室温28℃、湿度60%が適温であると言われていますが、暑い時は無理をせずにエアコンの温度を下げても大丈夫です。

ただし、極端に温度を下げすぎると、室内外の温度差が激しくなることにより、身体に負担がかかる「寒暖差疲労」と呼ばれる症状を引き起こす可能性があります。

寒暖差疲労は自律神経の乱れや血行不良による頭痛、めまい、だるさ、食欲不振、不眠などの原因にもつながるので注意してくださいね。



(2)こまめに水分補給をする


気温が高い日は、汗をかくことで身体が適切な体温を調整しようと働いてくれます。しかし、汗をかくということは同時に身体の水分が一気に奪われるということ。

脱水による熱中症を防ぐためにも、こまめな水分補給も大切になってきます。

特に夏は、無意識のうちに大量の汗をかいている場合も珍しくないので、喉が渇いていなくても、こまめに水分補給をする習慣を意識しましょう。

汗をかいた時は、水分だけでなく体内のナトリウムも奪われるため、水分と塩分補給が同時にできるスポーツドリンクや経口補水液を飲むのがおすすめですよ。

また、就寝中や入浴中は身体の水分が失われやすいタイミングなので、起床時や入浴後にもコップ1杯の水を飲むのがおすすめです。



(3)外側から身体を冷やす


高温多湿の環境で身体に熱がこもると、熱中症のリスクも高まります。体温が上がっていると感じた時は、無理をせずに外側から身体を冷やし、深部体温を下げる行動をとりましょう。

冷やす箇所としては、太い静脈が流れている首や両脇がおすすめ。深部体温をコントロールする血管が流れる手のひらや足裏も一緒に冷やしてあげてくださいね。

冷やす道具は、アイスパックやタオルに包んだ保冷剤を使用しましょう。手元にない場合は、濡れタオルや冷えたドリンクなどでも代用できますよ。



(4)服装を意識する


身体の熱をこまめに逃がすためにも、夏は服装にも気を遣うようにしましょう。

暑い日には、汗対策ができる吸水性と速乾性に優れた素材(綿、絹、麻など)の服装がおすすめです。

また、通気性の良さも大切になってきます。全体的にゆとりのある服だと、風も通りやすいので、ピタッとしたTシャツよりは、ワンサイズ大きいTシャツを選ぶと良いでしょう。

なお、紫外線を吸収する黒やネイビーの服装は、日焼け対策にはおすすめですが、熱中症対策の視点では避けたい色です。気温が高い日は、白やベージュなど淡い色合いの服装を選ぶようにしてくださいね。



(5)規則正しい生活を心がける


体調が悪いと、健康な時よりも体温を調整する機能が低下します。夏の時期は、規則正しい生活で体調を整えることも、熱中症対策につながるのですね。毎日の生活の中では、栄養バランスを考えた食事をしっかり3食摂ったり、早寝早起きを心がけたりするようにしましょう。

また、食欲が減退しがちな夏は、冷麺、そうめん、うどんなどの冷たい食べ物を欲する時もありますよね。ただ麺類のみでは、栄養バランスも偏ってしまうので、野菜や肉などの具材をトッピングに加え、必要な栄養素を摂取するための工夫をするのもおすすめです。

なお、適度な運動も規則正しい生活には必要な習慣ですが、暑い夏は屋外での運動が熱中症の原因につながる場合もあります。この時期は、日中の屋外での運動は避け、室内で軽く身体を動かすなどの習慣を意識するようにしましょう。



暑さ対策と生活習慣を意識しよう!

夏の時期に起こりやすい熱中症は、暑さを避けながらも、健康的な生活習慣を意識することがなによりも大切です。

高い気温や湿度で体調を崩しやすい時期だからこそ、普段以上に毎日の生活を丁寧に過ごし、暑い夏を快適に乗り切りましょう!



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