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【50代の健康百科】あなたはいくつ知ってる?<健康都市伝説>のウソ・ホント

50代になると、何かと気になるのが身体の健康です。一日でも長く元気に過ごすためにも、日々、健康にまつわる情報や口コミを集めている方も多いのではないでしょうか。


しかし、巷にあふれる情報すべてが必ずしも正しいとは限りません!


そこで今回は、“健康都市伝説”のウソorホントを徹底解説。いくつ正解できるか、ぜひ挑戦してみてくださいね。

【健康都市伝説】~食事編~


Q.健康のためにも野菜はたくさん食べる方が良い


【半分ウソ】野菜以外の食材もバランスよく摂取することが大切です


野菜には、私たちの健康に欠かせない栄養素が含まれているため、毎日の食事で積極的に摂取したい食材でもあります。ただし、野菜ごとに含まれる栄養素や含有量は大きく異なるので、一種類の野菜だけを食べても、あまり効果がないのです。


野菜を食べる時は、1日に必要な摂取量を理解したうえで、肉や魚などと併せて、バランスよく食べることが何よりも大切なのですね。


また、生の野菜は体を冷やしやすいため、食べすぎには注意が必要。身体を冷やすことで、血行不良になると、せっかく摂取した栄養素が体内の隅々にまでいきわたらない可能性もありますよ。



Q.毎日コンビニ食を摂り続けるのは体に悪い


【半分ウソ】上手に活用すれば必要な栄養素を摂取することも可能です


少し前までは、コンビニの食事と聞くと、不健康というイメージをもつ人も多かったと思います。実際にコンビニでは、脂質が多い唐揚げやフライ、炭水化物の丼物やパスタなども並ぶため、このような食事が続けば、栄養バランスも偏り、健康に影響を及ぼす可能性もあるでしょう。


ただ、コンビニには、その他の食品も多く並んでいます。購入時に主食、主菜、副菜をしっかり揃えれば、栄養バランスを整え、必要な栄養素を摂取することも可能なのです。


また、近年は健康志向を意識した商品を取り扱うコンビニも多くあります。コンビニ食だからといって、必ずしも体に悪いとは言い切れないのですね。


【健康都市伝説】~生活習慣編~


Q.半身浴と全身浴では“半身浴”の方が健康に良い


【半分ホント】目的に合わせて入浴方法を変えるのがおすすめです


美容や健康に良いとされる半身浴は、本来、肥満や高血圧をはじめとした生活習慣病の患者さんに向けて推奨されていた入浴方法です。もともとは、入浴時に起こる血圧の急変動を防ぐため、みぞおちまで湯につかる半身浴が推奨されていたという経緯があるのです。


そのため、身体への急激な負担を避けたり、リラックス効果を得たりしたい時には、半身浴がおすすめ。反対に肩まで湯船につかる全身浴は、効率的に身体全体を温め、疲労を回復する効果に期待ができます。


半身浴と全身浴、どちらにも異なるメリットがあるため、その時の目的に合わせて入浴方法を変えるようにしましょう。



Q.睡眠不足は寝だめで解消できる


【ほぼウソ】寝だめにはほとんど効果がありません


寝だめをすれば、その後、数日間寝不足が続いても大丈夫と言われることもがありますが、これはまったくのウソ。


私たちの身体は、就寝中に成長ホルモンが分泌されることにより、体調や健康を維持しています。この成長ホルモンは、体内に蓄えておくことができないため、寝だめをしても効果がなく、睡眠不足が続けば、体調を崩す原因にもつながります。


ただし、平日に寝不足が続いたあと、週末に寝だめをすること(長く寝ること)で、睡眠不足を補うことは可能です。とはいえ、平日は短時間睡眠、休日は長時間睡眠の毎日が続くと、生活リズムも崩れ、結果的に健康にも悪影響を及ぼすので、基本的には毎日決まった時間に寝て起きることが推奨されます。



Q.朝方と夜型では“朝型”の方が健康である


【半分ホント】人により最適な睡眠量や時間帯は異なります


健康的な生活を送るうえで、良質な睡眠は欠かせません。特に早寝早起きや、起床後に日光を浴びる習慣は、健康にも良い影響を与えるため、一見、朝型の方が健康的にも見えます。


しかし実は、私たちに備わる体内時計は、遺伝子の影響を強く受けています。そのため、人により必要な睡眠時間のタイミングや長さには大きな個人差があり、朝型や夜型は体質によって決まるともと言われているのです。


また昨今は、朝型と夜型に関する様々な研究結果も出ているため、一概に朝型が健康で、夜型が不健康であるとは言い切れないのです。



Q.毎日通勤時に歩いていればウォーキングをする必要はない


【半分ウソ】正しい歩き方ができていなければ効果も半減します


睡眠、食事に並んで、健康維持で大切なのが運動です。そのひとつである有酸素運動では、1日20分程度のウォーキングを週2回以上行うことが推奨されています。そのため、駅や会社まで毎日歩いている場合は、あえてウォーキングをする必要がないと思っている人もいるかもしれません。


しかし、ウォーキングで効果を得るためには、歩きやすいスニーカーを履き、足早に歩くことが大切になってきます。だらだら歩きや、革靴やヒールを履いた状態でのウォーキングには、あまり効果がないのですね。健康のために運動を行う場合は、通勤とは別にウォーキングを取り入れるのがおすすめですよ。



Q.ストレスは健康にも悪影響を及ぼす


【ホント】ストレスが原因で体調を崩す場合もあります


私たちの身体には、健康を維持し、体内のバランスを保つための能力を持つ「ホメオスタシス」と呼ばれる性質が備わっています。このホメオスタシスは脳をコントロールセンターとし、“内分泌系”、“神経系”、免疫系“との連関により、正しく機能していると言われているのです。


しかし、日常生活のなかで過剰なストレスが続くと、脳の指令が乱れ、ホメオスタシスの働きにも影響が及びます。ホメオスタシスが正常に機能しないと、自律神経や体温調節などにも影響を及ぼすため、体調不良を引き起こす可能性も高いのですね。


50代からは正しい健康知識を身につけよう!


一度は、耳にしたことのある“健康都市伝説”。あなたはいくつ正解できたでしょうか?


50代という年代は、心身ともに不調も起きやすくなるため、正しい健康知識を身につけ、毎日の生活習慣のなかに取り入れてみてくださいね。


【参考文献】

・快眠と生活習慣 – 厚生労働省

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-004.html

・眠り方改革してみませんか? - 東京都保健医療局

https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kensui/rest/nemuru.html

・日本化粧品検定2級3級対策テキスト(主婦の友社)

・正しいスキンケア事典(高橋書店)




この記事を
書いた人

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ライター:LISA

<プロフィール>
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタク。
不規則な食生活が続きがちで、健康維持はもっぱらサプリメントに頼りがち。

<所有資格>
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ

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