【50代の美容講座】これだけはやって!50代お悩み別オススメスキンケア
一言でスキンケアアイテムといっても、その種類は様々。基本の化粧水や乳液をはじめ、ふき取り化粧水、導入化粧水、アイクリームなど、数えきれないほどのアイテムがあります。
そのため、「色々あるけど結局何を使ったらいいの?」「新しいアイテムを使いたくても選び方がわからない」と悩む人も意外と多いはず。
でも、安心してください!スキンケアアイテムは、“自分の肌に必要なもの”だけを取り入れれば十分に満足いくお手入れができます。
今回は、よく耳にするスキンケアアイテムの特徴や役割と併せて、肌悩み別におすすめの商品をご紹介します。
【自分には何が合う?】肌悩み別おすすめアイテム7選
(1)ふき取り化粧水
ふき取り化粧水は、古い角質や余分な油分、洗顔では落とし切れなかった汚れをオフする役割をもつ化粧水です。基本的には、洗顔後(スキンケアの最初)に使用します。ふき取り化粧水で肌を整えることにより、その後使用するスキンケアの浸透を高めたり、メイクのりを良くしたりする効果に期待ができます。
<こんな人におすすめ>
- 肌のザラつきやゴワつきが気になる
- テカリやベタつきによる肌悩みが多い
- ベースメイクがうまくなじまずにヨレてしまう
ふき取り化粧水の主な役割は、角質ケア。そのため、蓄積された角質によるザラつきやゴワつきにより、スキンケアやメイクがうまくいかないと悩む人向けのアイテムです。また、テカリやベタつきが気になるオイリー肌の人にもおすすめですよ。
(2)ブースター(導入化粧水 or 導入美容液)
導入化粧水や導入美容液などと呼ばれるブースターは、化粧水の前に使用するスキンケアアイテムです。肌を整え、柔らかくする働きのある成分が配合されているため、使用することにより、その後のスキンケアの浸透をサポートしてくれます。
<こんな人におすすめ>
- 乾燥による肌のカサつきが気になる
- 化粧水を使用してもなじんだ気がしない
- 今のスキンケアの効果をさらにアップさせたい
ブースターは、肌を柔らかくすることで、スキンケアの効果をサポートするため、化粧水や美容液の浸透に物足りなさを感じる時に取り入れたいアイテム!一年を通して、肌が乾燥気味である人にもおすすめです。
(3)アイクリーム or 目元美容液
アイクリームは、その名の通り、目元のケアに特化したアイテムです。同じジャンルには、目元美容液等もあります。
目元は、顔のなかでも特に皮膚が薄く、乾燥しやすい部位です。アイクリームや目元美容液には、目の構造に合わせ、うるおいやハリを与えられる成分が配合されているため、通常の保湿ケアにプラスしたスペシャルケアができますよ。
<こんな人におすすめ>
- 目元の乾燥小じわが目立ち始めた
- 目元のエイジングサインが気になる
- アイメイクの仕上がりに不満がある
目元に特化したアイクリームや目元美容液は、エイジングサインが気になった時にこそ、おすすめのアイテム。乾燥による目元の小じわが気になったら、積極的に取り入れるようにしましょう。
(4)オイル美容液
オイル美容液は、オイル(油分)をメインベースにした美容液です。美容成分を届ける役割をもつ通常の美容液とは違い、エモリエント効果(水分蒸発を防ぎ、うるおいを保持し、肌を柔軟にする作用)に期待ができます。
スキンケアの最後に使用すれば、うるおいのキープ力アップに期待ができます。また、スキンケアの最初に使用すると、肌を柔軟にし、その後のお手入れの浸透をサポートすることも可能です。
<こんな人におすすめ>
- 一年を通して乾燥肌に悩んでいる
- 朝の起床時にはいつも肌がバシバシになっている
- 普段の化粧水やクリームだけでは保湿が物足りない気がする
うるおいを守る働きや、スキンケアの浸透をサポートするオイル美容液は、乾燥肌の人こそ、常備しておきたいアイテムです。反対に油分が多いアイテムであるため、オイリー肌の人には向いていません。
(5)シートマスク
シートマスクは、化粧水や美容液を浸透させたシートタイプのパックです。手やコットンを使用するよりも、効率的に角質層に美容成分を浸透させられるというメリットがあります。
一言でシートマスクといっても、種類は様々。毎日使用するのであれば大容量タイプを。スペシャルケアで使用するのであれば個包装の商品を。また、ポイントで悩みがある場合は、目元や口周り専用のシートマスクを取り入れるのがおすすめですよ。
<こんな人におすすめ>
- 夕方になると肌の内側の乾燥が気になる
- 化粧水や美容液がうまく肌になじんでいない気がする
- コスパやタイパ重視のスペシャルケアを取り入れたい
シートマスクは、年代や肌悩みを問わず、積極的に取り入れたいアイテムのひとつです。乾燥対策向けの商品から、エイジングサイン向けの商品まであるので、自分の肌悩みから気に入るブランドを選んでみてくださいね。
(6)ピーリングコスメ
ピーリングコスメとは、「AHA(グリコール酸、乳酸)」や「BHA(サリチル酸)」などを使用したアイテム。肌表面の不要な角層をオフしたり、肌のゴワつきケアをしたりする効果に期待ができます。
なお、ピーリングコスメ自体は、刺激が強いアイテムであるため、敏感肌の人が使う場合は注意が必要。使用後は普段以上に丁寧な保湿ケアを心がけてくださいね。
<こんな人におすすめ>
- 乾燥による肌のくすみ*が目立ち始めてきた
- キメが整った透明感のある肌に憧れる
- 小鼻や額のゴワつきやベタつきが気になる
ピーリングコスメは、乾燥により不要な角質が蓄積され、肌全体がどんよりくすんだ時に取り入れたいアイテムです。頬周りはゴワつき、Tゾーンはベタつくなどの肌悩みがある場合は、ぜひ取り入れてみましょう。
(7)炭酸コスメ
炭酸コスメは、名前の通り、炭酸ガスが含まれているスキンケアアイテムです。角質層のすみずみに炭酸を浸透させることで、肌をやわらげたり、キメを整えたりする効果に期待ができます。
一言で炭酸コスメと言っても種類は豊富。現在の化粧品市場では、化粧水、美容液、洗顔料、パックなどが主な炭酸コスメとして登場しています。
<こんな人におすすめ>
- 乾燥によるくすみ*で肌がどんより見えてしまう
- すっぴんになると一気に老けた印象になる
- メイクではトーンアップ下地が手放せない
キメを整え、明るい印象へと導いてくれる炭酸コスメ。肌悩みを隠そうと、ベースメイクが厚塗りになりがちな人にはぴったりのアイテムです。メイク時とすっぴん時で、肌の印象が大きく変わるとお悩みの人にもおすすめですよ。
*古い角質や乾燥によるキメの乱れによるもの
肌質や肌悩みから選んだスペシャルアイテムを取り入れよう!
コスメストアやドラッグストア、通販サイトなどを見ると、ありとあらゆるコスメがずらりと並びます。でも、決してすべてのアイテムを取り入れなければいけないわけではありません。
各スキンケアアイテムには、それぞれの役割があるため、まずは、アイテムごとの特徴を知り、そのうえで自分に合う商品を新たに迎え入れてみてはいかがでしょうか。
【参考文献】
・日本化粧品検定協会(https://cosme-ken.org/)
・日本化粧品検定1級対策テキスト(主婦の友社)
・医者が教える人生が変わる美容大事典(KADOKAWA)
この記事を
書いた人
ライター:LISA
<プロフィール>
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタク。
不規則な食生活が続きがちで、健康維持はもっぱらサプリメントに頼りがち。
<所有資格>
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ