【コスメコンシェルジュ直伝】夏にちょうどいい!使い心地よくて乾燥も防ぐスキンケアアイテムの選び方

とにかくベタつきが気になる夏の季節は、スキンケア選びも迷子になりがち。


「しっとりしたアイテムはベタベタやギトギトが気になる!でもさっぱりしすぎは乾燥して物足りない」と、毎年夏になると、スキンケア難民になる方も多いのではないでしょうか。


そこで今回は、夏に心地よく使いながら、乾燥も防げるアイテムの選び方をご紹介!夏のスキンケアで気をつけたいポイントやアイテムの使い方なども、併せて解説していきますね。




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書いた人

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LISA

<プロフィール>
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタク。
不規則な食生活が続きがちで、健康維持はもっぱらサプリメントに頼りがち。

<所有資格>
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ

夏のスキンケア選びのポイントとは?


夏の時期に増える肌悩みといえば、肌表面はベタつくのに内側は乾燥するインナードライ肌(隠れ乾燥肌)です。


このインナードライ肌は、汗の量が増えたり、紫外線や冷房により乾燥しやすくなったりする夏ならではの環境が原因で起こります。皮脂量は増えるにもかかわらず、角質層の水分量は減るため、ベタつきと乾燥の両方が気になってしまうのですね。


そんな夏の時期は、角質層の水分を増やす保湿ケアを意識しましょう。肌の水分量が増えれば、水分と油分のバランスも整い、皮脂だけが浮いて目立つのを緩和することができます。



<自分にぴったりの夏のスキンケアを知る方法とは?>


夏であれども、乾燥が気になる場合もあるため、保湿はしっかり行いたいところです。しかし、しっとりタイプが主流の冬と比較すると、夏はスキンケアアイテムのテクスチャー選びが難しくなります。


しっとりだとベタつきが気になるけど、さっぱりだと物足りなくて乾燥するなんて場合もあるはず。そんな時は、まず、現在の自分の肌をチェックしてみましょう。


方法はいたって簡単!朝起きた時に肌を触り、乾燥が気になるようであれば、保湿不足。反対にベタつきが気になるようであれば、スキンケアの油分過多の可能性があります。


保湿不足の場合は、自分好みに合う使用感ながらも、水分と油分の両方をバランスよく与えられるアイテムに切り替えるのがおすすめ。反対にベタつきが気になるようであれば、さっぱりタイプのアイテムを取り入れてみてくださいね。


【夏におすすめ】スキンケアアイテムの選び方

(1)化粧水は好みのテクスチャーからアイテムを選ぶ


冒頭でもお伝えした通り、夏は角質層の水分量が減少しやすい時期です。うるおいを与える目的で使用する化粧水は、適量をしっかり使用することが大切になってきます。


とはいえ、化粧水自体は、角質層に水分を与えることが目的のアイテムであるため、テクスチャーは好みで選んでも大丈夫!


とにかくベタつきを避けたい場合は、水のような質感のさっぱりタイプを。反対にさっぱりタイプでは物足りず、乾燥が気になる時は、保湿剤を多く含むしっとりタイプや、油性成分や保湿成分が多く含まれた白濁タイプの化粧水を選ぶのがおすすめです。


  • 保湿剤(ベース成分) … BG、グリセリンなど
  • 保湿成分 … ヒアルロン酸Na、コラーゲン、セラミドなど
  • 油性成分 … ホホバ種子油、パルミチン酸エチルヘキシル、ワセリンなど


さっぱりタイプを選びたい時はBG、しっとりタイプを選びたい時はグリセリンがベース成分として使用されている(成分表の前の方に記載されている)化粧水を選ぶようにしましょう。


ヒアルロン酸Naやセラミドなどの保湿成分は、さっぱり・しっとりの両方に配合される成分なので、ボトルを傾けた時のテクスチャーや一緒に配合されている油性成分を見て、好みの化粧水を見つけてみてくださいね。


また、化粧水の中には、とろみをつけ、高級感を演出するために使用される水溶性増粘剤(キサンタンガムなど)が含まれている商品もあります。この水溶性増粘剤が配合されていると、とろみが多く、しっとりした使用感を楽しめるので、選ぶ時の参考にしてみてくださいね。



(2)シートパックを化粧水代わりに使用する


夏の入浴後の悩みの種となるのが、なかなかひかない汗です。入浴後は早めのスキンケアを行うことが大切ですが、夏の時期は、せっかくお手入れをしても汗で流れてしまう場合もあるため、スキンケアの効果も半減してしまいます。特に汗がひいていない状態で、化粧水を使用しても、しっかり角質層にまで浸透させられない可能性も。


そんな時は、シートパックを化粧水代わりに活用するのがおすすめです。


顔全体を覆うシートタイプのパックは、ひんやりした使用感により、汗を早くひかせてくれると同時に、効率的に角質層まで水分を届けることができます。また、入浴後すぐにシートパックを貼ることで、身体を拭き、着替えている間の乾燥対策も行えるのです。


入浴後の汗により、化粧水がうまくなじまず、ストレスになる場合は、化粧水代わりにシートパックを使用してみましょう。



(3)美容液は化粧水タイプや軽いジェルタイプがおすすめ


乾燥と紫外線が気になる夏は、保湿成分配合の美容液や、紫外線対策の美白*成分配合の美容液を取り入れたい時期でもあります。とはいえ、一言で美容液といっても、化粧水のような質感の商品から、クリームのような質感の商品までがありますよね。


美容液の役割は、あくまで美容成分を角質層に届けること。そのため、化粧水と同様、好みのテクスチャーで選んでも大丈夫です。


ただし、夏のスキンケアでは、乳液やクリームを使用する前に油溶性成分が多い美容液を使用すると、ベタつきの原因になる可能性もあります。肌に必要な油分は、その後の乳液やクリームで補充できるため、美容液のテクスチャーは、さっぱりした使用感のアイテムがおすすめです。


なかでも、化粧水タイプや軽いジェルタイプは、夏にもぴったりの質感なので、こだわりさえなければ、これらのテクスチャーのアイテムを選んでみてくださいね。


*メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ



(4)クリームは部位により使用方法を変えてみる


クリームには、化粧水で与えた水分の蒸発を防ぐ役割があります。夏は汗や皮脂量の増加により、角質層の水分も奪われやすくなるため、スキンケアでは、クリームもマストで使用したいところです。


とはいえ、夏は極力ベタつきを避けたい時期でもあるため、取り入れるのであれば、さっぱりタイプのクリームを取り入れるのがおすすめ。もしも、さっぱりタイプのクリームだと物足りないけど、しっとりタイプのクリームはベタつくという場合は、部位ごとに使用する量を変えてみるのもひとつの方法です。


たとえば、乾燥しやすいUゾーン(頬から顎にかけての部分)や目元にはたっぷりとしっとりタイプのクリームをなじませ、皮脂量が多く、ベタつきが気になるTゾーン(額から鼻先にかけての部分)は薄く伸ばす。部位ごとに使用量を変えると、ベタつきによるストレスも抑えることができますよ。


また、乾燥もベタつきも気になる場合は、基本的にしっとりタイプのクリームを使用し、ベタつきが気になるTゾーンのみ、さっぱりタイプのクリームをなじませる方法もおすすめです。


自分にぴったりの夏のスキンケアアイテムを見つけよう!

汗や皮脂によるベタつきと、水分不足による乾燥に悩まされやすい夏の時期は、思い通りのスキンケアが行えず、ストレスを感じやすい時期でもあります。


そんな時は、まず自分の肌状態をチェックし、現在の肌質や好みの使用感からスキンケアアイテムを選んでみてはどうでしょうか。心地よく行えるスキンケアアイテムが見つかると、夏のお手入れタイムもより一層、楽しい時間へと早変わりするはずですよ。


【参考文献】

・正しいスキンケア事典(高橋書店)

・正しく知る・賢く選ぶ美容成分大全(ナツメ社)

・効果的な「組み合わせ」がわかる化粧品成分事典(池田書店)

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