【コスメコンシェルジュ直伝】日中の日焼け止めの塗りなおし方!丁寧な塗り直し方から 簡単テクまでご紹介!
「朝しっかり日焼け止めを塗っても、日中のこまめな塗りなおしは必要」という話を一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、「メイクが崩れていないなら、日焼け止めの塗りなおしも必要ないのでは?」「塗りなおしと言われても、メイクの上から日焼け止めを塗るのは難しい」と疑問に感じている人もいるはず。
そこで今回は、日中の日焼け止めの塗りなおし方について徹底解説!しっかり塗りなおす方法から、簡単にできる塗りなおしテクまでをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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書いた人
LISA
<プロフィール>
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタク。
不規則な食生活が続きがちで、健康維持はもっぱらサプリメントに頼りがち。
<所有資格>
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ
日中でも日焼け止めの塗りなおしは必要?
朝のスキンケアでいくら丁寧に日焼け止めを塗っても、時間の経過とともに汗や摩擦で日焼け止めは落ちてしまいます。そのため、基本的には2~3時間に1度は、日焼け止めを塗りなおすことが理想であると言われています。特に屋外で長時間過ごすときは、こまめな塗りなおしを心がけたいところです。
とはいえ、外出先では、メイクの上から日焼け止めを塗りなおすのが難しい場合もありますよね。
そこで、丁寧に塗りなおす時間がある時は、しっかりと日焼け止めを塗りなおし、状況的に難しい場合は、便利なアイテムを取り入れ、簡単に塗りなおしを行いましょう。それぞれの塗りなおし方法についても、ご紹介しますね。
正しい日中の日焼け止めの塗りなおし方
① 余分な皮脂やメイク汚れをオフする
まずは、ティッシュを半分(三角形)に折り、肌表面の余分な皮脂やメイク汚れをオフしていきます。この時、こするとメイク崩れが起こる原因にもなるので、上から軽くおさえることを意識しましょう。Tゾーンや小鼻の周りは、特に注意しておさえてみてくださいね。
また、皮脂量が多い人は、ティッシュでおさえたあと、何もついていないスポンジでベタつきが気になる部分をおさえると、しっかりと余分な皮脂やメイク汚れがオフできます。
② 乳液でメイク崩れをオフする
メイクがヨレたり崩れたりしている部分があれば、乳液を活用しましょう。乳液にはほどよく油分が含まれているため、これひとつでメイクオフと保湿ケアができます。
乳液をコットンや綿棒に含ませたら、メイク崩れが気になる箇所を軽くおさえ、不要なメイクをオフしてくださいね。
③ 日焼け止めを塗りなおす
通常通り、日焼け止めを顔全体に塗りなおします。この時、指を引っ張るように日焼け止めを伸ばすと、メイクが崩れる原因になるため、上から軽く叩き、なじませることを意識しましょう。
また、日焼け止めの塗りなおし時に油分の多いクリームタイプを使用すると、ダマやヨレになる可能性もあります。塗りなおしではみずみずしい使用感で、軽くなじませられるジェルタイプやミルクタイプの日焼け止めを取り入れるのがおすすめですよ。
④ パウダーファンデーションでメイクなおしを行う
最後にパウダーファンデーション等を重ねて、メイクなおしを行いましょう。普段使用しているファンデーションでも問題ありませんが、紫外線対策をメインに考えるのであれば、UVカット効果も兼ね備えたパウダーアイテムを取り入れるのがおすすめです。日焼け止めと併せて、より効果的な紫外線対策を行えます。
また、目元や眉など、メイクの上から日焼け止めを塗りなおすのが難しい箇所は、ブラシを使用しUVパウダー(紫外線カット効果のあるフェイスパウダー)を軽く重ねてみてくださいね。
【時短&手軽】日焼け止めの塗りなおしに便利なアイテム
可能な限り、日中はこまめな日焼け止めの塗りなおしを意識したいところです。とはいえ、2~3時間に1度、メイクの上から丁寧に日焼け止めを塗りなおすのは、状況次第では難しい場合もあるはず。
そんな時は、時短も叶え、手軽に塗りなおしができるアイテムを活用してみましょう。
スティックタイプ
近年、目にする機会も増えてきたスティックタイプの日焼け止めは、手を汚すことなく、片手で簡単に塗りなおしができるアイテムです。軽い使用感の商品が多く、ファンデーションの上からでも塗りなおしが可能になっています。顔はもちろん、腕やデコルテ部分などの塗りなおしにもぴったりですよ。
また、スティックタイプの日焼け止めは、コンパクトで持ち運びに便利なサイズ感なので、バッグの中に入れておいても邪魔になりません。一般的な商品には、透明タイプと色付きタイプがあり、色付きタイプであれば、トーンアップ効果を得ることも可能です。
スプレータイプ
スティックタイプと同じく、スプレータイプの日焼け止めも、手を汚さずに、片手で簡単に塗りなおしができるアイテムです。サッと吹きかけて使用ができるので、メイクをしている上からでも気軽に塗りなおしを行うことができますよ。
また、スプレータイプには、顔や体だけでなく、手が届きにくい背中にも使用できるというメリットも。さらに髪や頭皮にも使用が可能なので、全身のどの部分にも使えるというメリットがあります。一般的な商品には、無香料タイプと香料タイプがあるので、好みや気分に合わせて選んでみてくださいね。
UVカットファンデーション
パウダーファンデーションやクッションファンデーションなどの中には、UVカット機能を備えた商品も多く存在します。通常のメイクなおしを行うだけで、紫外線対策も同時にできるため、とにかく時短重視の人にはおすすめです。
軽さを重視する場合は、パウダーファンデーションを。メイクの仕上がりを重視する場合はクッションファンデーションをと、自分の好みやスタイルに合わせてお気に入りの商品を選んでみてくださいね。
日焼け止めの塗りなおしで将来のシミ・シワ対策を!
こまめな日焼け止めの塗りなおしは、少し手間に感じてしまいやすいお手入れではありますが、続けることにより、将来的なシミやシワの対策にもつながります。
日常生活の中では、余裕がある時に丁寧なお手入れを行い、忙しい時は便利アイテムに頼りながら、日焼け止めの塗りなおしを心がけるようにしてみましょう。
【参考文献】
・医者が教える人生が変わる美容大事典(KADOKAWA)
・正しいヘア&メイク事典(高橋書店)