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【コスメコンシェルジュ直伝】加齢によって肌はどう変わる?今知っておきたい肌知識

“お肌の曲がり角”という言葉もある通り、私たちの肌は年齢とともに変化します。年を重ねるごとに昔とは違う肌悩みがあらわれたり、肌質が変わったりと、加齢による変化に不安を感じる人も多いのではないでしょうか。


そこで今回は、加齢による肌の変化や起きやすい肌悩みをご紹介。気をつけたい生活習慣についても解説するので、ぜひ日常のなかでも意識してみてくださいね。




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この記事を書いた人
LISA

この記事を書いた人:LISA

<プロフィール>
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタク。
不規則な食生活が続きがちで、健康維持はもっぱらサプリメントに頼りがち。

<所有資格>
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ

加齢によりあらわれる肌の変化とは?

私たちの身体は年齢を重ねるごとに大きく変化します。肌も同じく、年齢とともに様々な変化があらわれるため、まずは加齢により起きやすい肌の変化を知っておきましょう。



肌の乾燥

肌の水分量は生まれた瞬間から年を重ねるごとに、徐々に減少していきます。特に40代以降は、生まれた時の約半分まで水分量が減ってしまうとも言われているのです。


さらに40代以降は、皮脂量も急激に減少。うるおいを保つための皮脂膜を形成する力も弱まるため、角質層の水分を維持できず、肌が乾燥しやすい状態になってしまうのです。



肌のゴワつき

私たちの肌はターンオーバー(新しい細胞が生まれ、古い細胞が垢として剥がれ落ちること)により、健やかな状態をキープできます。しかし、このターンオーバーは加齢とともに生まれ変わりのサイクルが遅くなるため、様々な肌トラブルを引き起こしてしまう場合も。


また、ターンオーバーが遅れると、古い細胞がいつまでも剥がれずに肌表面にとどまってしまうため、角質肥厚によるゴワつきを感じることもあるでしょう。



肌のキメの乱れ

一般的に皮溝の幅が狭く、適度な深さを保つ肌はキメが細かく、すべすべしています。しかし、加齢による乾燥やターンオーバーの遅れが生じると、皮溝も広く深くなり、肌表面のキメも乱れます。キメが乱れた状態の肌は毛穴やシミも目立ちやすいため、肌悩みが表面化しやすくなってしまうのです。



ハリや弾力不足

真皮に存在する線維芽細胞には、コラーゲンやヒアルロン酸を生み出す働きがあります。この線維芽細胞が正常に働くことにより、私たちの肌はハリや弾力をキープできるのです。


しかし、そんな線維芽細胞も加齢とともに数は減少し、働きも衰えます。コラーゲンやヒアルロン酸が生み出される量も減少するため、肌のハリや弾力不足が起こりやすいのです。


加齢によりあらわれやすい肌悩みとは?

加齢により肌に変化が起きると、様々な肌悩みもあらわれやすくなります。特に40代以降は、20代や30代の頃にはなかった肌悩みがあらわれることもあるため、しっかりと知識を身につけておきましょう。



シワやたるみ

加齢とともに真皮の線維芽細胞の量が減少し、働きが衰えると、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなど肌の弾力に欠かせない存在も作られにくくなります。


真皮に弾力がなくなり、緩んだ状態になると、その上に引っ付いている表皮を支えきれなくなるため、シワやたるみなどに繋がる可能性もあるのです。



シミ

紫外線ダメージ等により生成されたメラニンは、基本的には肌のターンオーバーとともに排出されます。しかし、年齢を重ねるごとにターンオーバーは遅れる傾向があるため、メラニンがうまく排出されずに残り、シミとなってあらわれる場合も。


また、頬骨あたりに左右非対称にできるシミの一種・肝斑は、女性ホルモンのバランスが崩れた時にできやすいシミです。特に更年期中はホルモンバランスが乱れやすいため、この肝斑ができる可能性もないとは言い切れないのです。



くすみ

加齢により肌が乾燥し、キメが乱れると、肌表面が凸凹状態になります。肌自体にもツヤがなくなることで、全体的にくすんだ印象に見えてしまう場合もあるでしょう。


また、キメが乱れた肌は光が乱反射しやすいため、肌全体がくすんで見えやすくなります。加齢による肌の乾燥は、肌の透明感やツヤを失う原因にもつながるのですね。


肌の老化を加速させるNG習慣

加齢により、肌が変化してしまうのは仕方ないことです。とはいえ、可能であれば少しでも長く、若々しく健康的な肌を維持したいですよね。そのためにも日常のなかでは、肌の老化を加速させてしまう可能性がある習慣を避けるように意識してみましょう。



紫外線ケアを怠る

肌老化の約80%は紫外線が原因であると言われています。紫外線ダメージが肌に蓄積されると、加齢とともに乾燥やたるみ、シミ、シワなどの肌悩みもあらわれやすくなってしまうのです。


日焼け止めを塗り忘れたり、日光を浴びた後にお手入れをしなかったりなど、紫外線ケアを怠るのはNG。あらゆる肌悩みを防ぐためにも、日常生活の中では紫外線ケアをしっかり行いましょう。



乱れた食生活が続く

私たちの肌は口にした食べ物の栄養素を吸収します。しかし、年齢を重ねるごとに栄養素の吸収も悪くなってしまうため、1食1食を大切にすることも重要です。


また、乱れた食生活は肌にとっても悪影響を及ぼすので控えましょう。特に食品添加物や古い揚げ物などは、肌老化の原因になる活性酸素を発生させることにもつながるので、なるべく避けるようにしてくださいね。



過剰な洗顔やクレンジングを行う

年齢と共に肌は水分も油分も減少します。そこで気をつけたいのが、洗顔やクレンジングなどの落とすケアです。洗顔やクレンジングなど、落とすことを目的としたケアは、肌表面の汚れだけでなく、肌に必要な皮脂やうるおいを落とす可能性もあるお手入れです。


日常生活の中では、軽いメイクに洗浄力が高いオイルクレンジング剤を使用したり、1日に何回も洗顔を行ったりなどの過剰なケアは避けるようにしましょう。必要な皮脂やうるおいが奪われることで、肌を乾燥させ、肌老化を加速させることにもつながってしまいますよ。



スキンケアのアップデートをしない

自分の肌に合うスキンケアアイテムを長く使い続けることは、肌にとって良い習慣です。ただし、加齢とともに肌に必要な美容成分も変化していきます。20代や30代の頃と同じスキンケアアイテムだけでは、十分なお手入れができない可能性もあるのです。


加齢による肌の変化に備えるためには、早いうちからエイジングケア*も積極的に取り入れていきましょう。化粧水や乳液などのベーシックケアは今まで通りお気に入りのアイテムを使いつつ、プラスでエイジングケア*成分を配合した美容液やアイクリームなど、年齢肌のお手入れができるアイテムを取り入れるのもおすすめですよ。


*年齢に応じたお手入れ


肌の変化と上手に付き合おう!

乾燥をはじめ、シミ、シワ、たるみなど、加齢により肌には様々な変化があらわれます。そこで落ち込むのではなく、いかに上手に肌の変化と向き合っていくかに意識を向けてみましょう。スキンケア等を通して肌の変化を受け入れることができれば、年齢も楽しく重ねていくことができるはずですよ。


【参考文献】

・日本化粧品検定2級3級対策テキスト


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