【コスメコンシェルジュ直伝】春こそ見直し!スキンケアの衣替えで肌トラブルを防ぐ方法

季節の変わり目になると、服と同じくスキンケの衣替えをする人も多いかと思います。しかしスキンケアの切り替えって、意外と難しいもの。「新しい化粧品では満足できない」「保湿が足りていない気がする」など、季節に合わせたスキンケア選びに悩むこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は冬から春にかけてのスキンケアの衣替えポイントをご紹介。スキンケアの切り替えタイミングの見極め方についても解説します。

この記事を書いた人
LISA
この記事を書いた人:LISA
<プロフィール>
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタク。
不規則な食生活が続きがちで、健康維持はもっぱらサプリメントに頼りがち。
<所有資格>
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ
冬と春のスキンケアはどう変えるべき?
乾燥が一番の大敵でもある冬は、十分な保湿ケアがなによりも大切な季節です。そのため保湿力の高さが魅力のスキンケアアイテムを取り入れていた人も多いはず。
しかし春になると、冬とは打って変わって気温も上昇し始めるため、肌のうるおい自体は増します。ただし春は花粉の飛散や強風によるホコリ、不安定な寒暖差、新生活のストレスなど、物理的にも精神的にも肌が負担を受けやすい時期です。また冬の乾燥ダメージを受け続けたことにより、肌のバリア機能が低下している季節でもあるのです。
乾燥に弱い冬に対し、春は刺激に弱い時期でもあるため、シンプルな保湿を心がけつつ、肌のバリア機能を安定させてあげるスキンケアに切り替えるようにしましょう。
また3~4月以降は紫外線量も徐々に増え始めるため、保湿ケアと併せてUVケアもしっかり取り入れてくださいね。
冬から春のスキンケアの切り替えタイミングはいつ?
日本には三寒四温という言葉もある通り、冬から春にかけては寒い日と暖かい日が繰り返すことも珍しくありません。そのため、冬向けから春向けのスキンケアアイテムに切り替えるタイミングに悩む瞬間もあるかと思います。そんな時は切り替えの目安となるタイミングを覚えておきましょう。
起床時の肌状態をチェック
乾燥しやすい冬はしっとりとしたテクスチャーのスキンケアアイテムを好んで使用する人も多いはず。しかし春になると、徐々に気温や湿度もあがり始めるため、冬向けのテクスチャーが少し重く感じる場合も。
もしも起床時に肌を触り、普段以上にベタつきが気になるようであれば、スキンケアの油分が多すぎるのかもしれません。肌状態に合っていない過剰な油分は毛穴詰まりやニキビなど、保湿のし過ぎによる肌トラブルを招く可能性もあるので、テクスチャーが軽めの春向けスキンケアに切り替えるようにしましょう。
肌のコンディションをチェック
しっかり保湿をしているはずなのに肌荒れが起こったり、カサつきや赤みが気になったりする時も、スキンケアの切り替えタイミングです。
そもそも冬向けのスキンケアアイテムは保湿力の高さに期待ができる反面、高機能の成分が配合されていたり、使用するアイテム数が多かったりする場合もあります。しかし冒頭でもお伝えした通り、春先のバリア機能が低下することにより、肌が刺激に弱くなっているため、冬は問題なく使用できていたスキンケアアイテムや美容成分が肌刺激になっている可能性もあるのです。
普段とは違う肌悩みがあらわれた場合も、低刺激な春向けスキンケアに切り替えるタイミングのひとつでもあります。
春のスキンケアにおすすめの美容成分
保湿第一の冬とは異なり、春は低刺激かつシンプルな保湿ケアを心がけたい季節です。そのため春のスキンケアでは、配合された美容成分を意識してアイテムを選ぶようにしましょう。
① 低刺激の保湿成分配合の化粧品を選ぶ
保湿成分にも様々な種類がありますが、春のスキンケアでは角質層にうるおいを与えつつも、極力低刺激で使用できる美容成分がおすすめです。
セラミド
高い保湿力を誇り、乾燥や肌荒れ防止を目的に配合されることが多いセラミドは、冬の乾燥により低下したバリア機能のサポートを行う美容成分です。また同じく低刺激で、油溶性成分であるスクワランやミネラルオイルと組み合わせて使用することで、バリア機能や水分蒸散抑制力にも働きかけてくれます。
春のスキンケアでは、セラミド配合の化粧水や美容液でうるおいを与えたあと、スクワランやミネラルオイル配合の乳液やクリームで水分蒸散を防ぐシンプルケアを行うのもおすすめです。
\4種のセラミド配合/
アミノ酸
アミノ酸はもともと肌に存在する天然保湿因子(NMF)の半分以上を占める美容成分です。低刺激かつ、高い保湿力に期待ができます。
そんなアミノ酸は敏感肌用の洗浄料に配合されることが多いため、クレンジング剤や洗顔料ではアミノ酸配合の商品を取り入れるのがおすすめです。
コメヌカスフィンゴ糖脂質
コメヌカスフィンゴ糖脂質は、コメヌカ生まれのセラミドとも呼ばれる美容成分です。乾燥による肌荒れを防ぐと同時に外的刺激から肌を守る効果に期待ができます。
またシミのもとになるメラニン色素を生成する酵素チロシナーゼを阻害したり、コラーゲン等を活性化させたりする働きがあるとも言われているため、極力低刺激で保湿ケアを行いつつ、エイジングケア*も取り入れたい時におすすめです。
\ニップン独自のお米由来セラミドを配合/
スクワラン
肌の水分蒸散抑制効果に優れた油溶性成分であるスクワランは、肌に対する刺激がほとんどなく、敏感肌向けの化粧品に取り入れられることも多い美容成分です。
低刺激で使用できるのはもちろん、浸透性が高く、サラッとした使用感が特徴の美容成分でもあるため、ベタつきが気になる春のスキンケアでもストレスフリーで取り入れられますよ。
② 肌荒れ防止成分配合の化粧品を選ぶ
春の肌は冬の乾燥ダメージにより刺激を受けやすい状態でもあります。そこでスキンケアでは、肌荒れ防止成分を配合したアイテムを取り入れてみましょう。
グリチルレチン酸ステアリル
グリチルレチン酸ステアリルは、抗炎症成分として有名なグリチルリチン酸ジカリウムと同じく、グリチルリチン酸の誘導体の一種です。抗炎症作用はグリチルリチン酸ジカリウムよりも強いとも言われています。
油溶性成分であり、油分の多いクリームやオイル製品に配合されるため、肌荒れだけでなく、乾燥によるカサつきが気になる時にもおすすめの美容成分です。
ナイアシンアミド
肌荒れ、美白、シワ改善の3つの有効成分として承認を得ているナイアシンアミドは、肌荒れ防止と同時にエイジングケア*も行える美容成分。
主にターンオーバーを促し、セラミド(細胞間脂質)の生成を促進することでバリア機能を高める働きをします。冬の乾燥によりバリア機能が低下し、肌荒れしやすくなっている肌にこそぴったりの美容成分です。
ツボクサエキス
通称「シカ」と呼ばれ、韓国コスメを中心に一大ブームを起こしたツボクサエキスは、肌荒れを防ぎ、うるおいを保つ効果に期待ができると言われています。またバリア機能の低下を防ぐ働きにも期待ができるため、冬の乾燥ダメージを引きずった春のスキンケアでも活躍してくれますよ。
\肌荒れを防ぐなら、定番のCICA!/
春のスキンケアはシンプル&丁寧を意識しよう!
春は冬の乾燥ダメージにくわえ、花粉等の外的ダメージを受けやすい季節です。肌も刺激に弱くなっているため、毎日のスキンケアではシンプルながらも丁寧な保湿ケアをぜひ心がけてみてくださいね。
*年齢に応じたお手入れ
【参考文献】
・日本化粧品検定2級3級対策テキスト(主婦の友社)
・正しく知る・賢く選ぶ美容大全(ナツメ社)
・効果的な「組み合わせ」がわかる化粧品成分事典(池田書店)
・美容成分キャラ図鑑(西東社)