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美白*有効成分を比較!トラネキサム酸・ナイアシンアミド・ビタミンC誘導体の違い

美白*化粧品を探していると、様々な成分名を目にすることもあります。


どの成分も何となく美白*ケアに良さそうとは思うものの、「結局どの成分が良いの?」「自分にはどれが合っているの?」と、迷うこともあるのではないでしょうか。


実は美白*有効成分とひとことで言っても、それぞれ働き方や得意なアプローチ方法は異なります。


そこで今回は、代表的な3つの美白*有効成分である「トラネキサム酸」「ナイアシンアミド」「ビタミンC誘導体」の違いをわかりやすく解説します。




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この記事を書いた人
LISA

この記事を書いた人:LISA

<プロフィール>
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタク。
不規則な食生活が続きがちで、健康維持はもっぱらサプリメントに頼りがち。

<所有資格>
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ

美白*有効成分とは?

私たちの肌は、紫外線や摩擦などの刺激を受けると、自らを守るための防御機能が働きます。そのひとつが、メラニンの生成です。


紫外線などによって肌がダメージを受けると、表皮にあるメラノサイトが活性化し、メラニンを作り始めます。メラニンは、肌の奥までダメージが届かないように守ってくれる、いわば天然の日傘のような存在なのです。


そして本来、このメラニンはターンオーバーによって古い角質とともに排出されるのですが、過剰にメラニンが生成され、排出されずに蓄積すると、シミやくすみとなって肌表面に残る場合も。


このメラニンの生成や蓄積を抑え、シミやそばかすを防ぐ働きをもつのが美白*有効成分なのです。


薬用化粧品(医薬部外品)のひとつである美白*化粧品には、この美白*有効成分が配合されています。


代表的な美白*有効成分の比較

【トラネキサム酸】

トラネキサム酸は、人工的につくられたアミノ酸の一種。2002年に厚生労働省から承認され、美白*有効成分として承認されました。


一般的にトラネキサム酸は、化粧品には配合できず、医薬部外品(薬用化粧品)か医薬品にだけ、配合が認められた美白*有効成分。美容クリニックでは、内服薬として肝斑の治療に用いられることもあります。


そんなトラネキサム酸の特徴は、メラニンが作られる前に働きかけるということ。


紫外線等のダメージを受けると、肌内部では「メラニンを作れ」という指令が出ます。トラネキサム酸は、その指令に関わる因子(プロスタグランジンなど)の働きを抑え、メラノサイトが過剰に活性化するのを防ぐとされています。つまり、メラニン生成のスタート地点を抑えるタイプの美白*有効成分なのですね。


さらにトラネキサム酸は、もともと肌荒れ防止の有効成分としても知られており、肌の微弱な炎症に着目したケアにも用いられています。そのため、美白*ケアと肌荒れケアを両立したい方に人気の成分でもあるのです。


<トラネキサム酸はこんな人におすすめ>

◆365日中ずっと紫外線ダメージが気になる

◆1年を通して肌荒れしやすい

◆透明感ケアと保湿ケアを両立したい

◆やさしい使い心地を重視したい



【ナイアシンアミド】

ナイアシンアミドは、ビタミンB群の一種です。近年とても注目されている成分で、美白*だけでなく、シワ改善や肌荒れ防止の有効成分としても、厚生労働省から承認されています。


そんなナイアシンアミドの大きな特徴は、メラニンを運ばせない働きを持つこと。


メラノサイトで生成されたメラニンは、周囲の細胞に受け渡されることで肌表面に現れます。ナイアシンアミドは、この受け渡しを抑えることにより、メラニンが表面に広がるのを防ぎます。


さらに肌のうるおいにとって欠かせないセラミドの生成をサポートし、肌のバリア機能を整える働きにも期待されています。美白*、ハリ、うるおいなど、多方面から肌を整えたい方に向いている成分といえるでしょう。


また、ナイアシンアミド自体は水溶性であり、化粧水や美容液にも配合ができるため、脂性肌が気になる人でも使いやすい成分です。


<ナイアシンアミドはこんな人におすすめ>

◆シミだけでなくシワも気になる

◆季節に関係なく肌が乾燥しやすい

◆美白*ケアと併せてエイジングケアも意識したい

◆1本で多角的にケアを行いたい



【ビタミンC誘導体】

ビタミンCは、美容成分として非常に人気ですが、そのままでは不安定で壊れやすいという弱点があります。その欠点を補うために、安定化させたものがビタミンC誘導体です。


ビタミンC誘導体は角質層に浸透すると、分解され、ビタミンCに戻り、本来の効果を発揮します。美白*有効成分としては、主にメラニン生成に関わる酵素・チロシナーゼの働きを抑えることにより、メラニンが作られにくい状態を目指します。


また、一言でビタミンC誘導体といっても、持続性にすぐれている水溶性(アスコルビルリン酸Naなど)から、角質層に入りやすい油溶性(テトラヘキシルデカン酸アスコルビルなど)、即効性に期待ができる両親媒性(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Naなど)と様々な種類があります。


そのため、製品によって使用感が変わる成分でもあります。


<こんな人におすすめ>

◆毛穴や皮脂が気になる

◆乾燥によるくすみが気になる

◆美白*ケアと一緒にニキビ予防もしたい

◆さっぱりした使用感が好き


美白*有効成分を選ぶポイント

代表的な美白*有効成分3つの特徴をご紹介しましたが、「結局どの成分が一番優秀なの?」と感じる方もいるかもしれません。


しかし「トラネキサム酸」「ナイアシンアミド」「ビタミンC誘導体」には、それぞれの良さがあります。美白*化粧品として取り入れる時は、どの成分が一番ではなく、どの肌悩みにアプローチをかけたいかで成分を選ぶのがおすすめです。


◆トラネキサム酸

⇒シミ予防+肌荒れケアをしたい人向き


◆ナイアシンアミド

⇒シミ予防+シワや乾燥も気になる人向き


◆ビタミンC誘導体

⇒シミ予防+毛穴や皮脂が気になる人向き


このように、自分の悩みに合わせて成分を選ぶと、スキンケア選びも失敗しにくくなりますよ。


自分の肌に合う美白*有効成分を見つけよう

美白*有効成分には、それぞれ異なる強みがあります。


特に人気の「トラネキサム酸」「ナイアシンアミド」「ビタミンC誘導体」の3つは、異なるアプローチ方法でシミやくすみ対策のサポートをしてくれる成分です。


なにより美白*ケアで大切なのは、人気だけで成分を選ぶのではなく、自分の肌悩みに合う成分を選ぶこと。本格的な美白*ケアを取り入れる時は、今の自分の肌悩みに併せて、ぴったりの美白*有効成分を見つけてみてくださいね。


*メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ


【参考文献】

・美容成分キャラ図鑑(西東社)

・効果的な「組み合わせ」がわかる化粧品成分事典(池田書店)

・正しく知る・賢く選ぶ美容大全(ナツメ社)


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