【更年期がつらい人】はどう過ごしてる?ガンマリノレン酸とは!
年齢を重ねるにつれて、「なぜか疲れやすくなった」「気分が沈んだり、イライラが止まらないときがある」「急にのぼせたり、汗をかくようになった」という方、多いのではないでしょうか?
実は、40代以降のほとんどの女性が、今までになかった更年期による心身の変化を感じているんです。そういった変化が突然現れ、戸惑ったり驚いた方もいるかと思います。
そこで今回は、そんな悩みを抱える更年期の女性が、日々どのように対処して過ごしているのかをご紹介します。
更年期ってどんな症状が起こるの?
40代以降の女性が感じやすい身体の変化には
◆肩こりがひどくなった
◆疲れやすくなった
◆頭痛がする
◆身体のほてり、汗が止まらない
◆関節痛、腰痛がつらい
◆汗をかきやすくなった
◆肌質が変わった
◆めまいがする
などが挙げられます。
また精神的な面では
◆寝つきが悪い
◆イライラしやすくなった
◆集中力の低下
◆気分のムラが激しい
◆不安になりやすい
◆感情的になる
などの症状を感じている人も。
実際悩んでいる人は、どんな風に悩みと向き合ってるの?
ここからは、実際に更年期の症状に悩む女性の声と対処法をQ&Aでご紹介!悩みとの向き合い方やリラックス方法など、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q. 気分が沈んで無気力になる、ご飯を作る気も起きない
A. 完璧でいようと思わず、しんどい時は思い切って外食を!
食事のバランスを意識したり、運動をして身体を動かしたり、生活習慣を意識することはもちろん大切です。ですが、症状が辛い時ほど食事の献立を考えたり、身体を動かすのはしんどいですよね。
そんなときは家事を一旦お休みして、思い切って外食してみるのも良いかもしれません。スーパーで出来合いのものを買って、うんと楽をするのもいいですね。
「主婦なんだから、ちゃんと家族に夕飯を準備しないと」「しっかりと栄養を考えた献立を作らないと」という『こうしなきゃ』に縛られていると、ストレスを感じて症状が悪化してしまいます。
いつもはできていることでも、体調が悪いとできなくなるのは当たり前。もっと肩の力を抜いてみてくださいね。
Q. まわりに、理解してくれる人が少ない
A. 伝え方を工夫しながら話し合いを。伝わらない人とは、距離を置くのも◎
更年期だけでなく、どんな悩みや症状でも、しんどいときに更に追い打ちをかけるのが周りの理解ない言葉。
「そんなの更年期じゃない、もっと辛い症状の人がいるんだから頑張って」
「まだ更年期になるには若いよね、気にしすぎじゃない?」
「家事くらいできるだろ、俺の母親は完璧にこなせる人だった」
上記のような言葉を投げかけられると、更に気持ちが辛くなり症状も悪化してしまいますよね。
こういう人たちは、『自分が更年期の頃は辛かったけど耐えたんだから、自分のように他の人も頑張るべきだ』『自分の母親はできていたから、妻もできて当たり前だ』という考えがあるのかもしれません。
症状や辛さは人によって違うのに、なんとももどかしいです。
生きてきた環境や時代が違ったりすると話が噛み合わないことも…。自分の考えが絶対的で話を聞き入れてくれない人の場合は、少し距離を置くのも一つの方法。
また、自分の伝え方やアプローチ方法を変えるのも大切です。
伝えるときに、「どうして分かってくれないの?」「こんなに辛いって、見てて分からない?」と自分の意見や感情を伝えるのではなく、本やネットの記事、SNSやテレビでの専門家による発信などを一緒に見せると、更年期の症状や辛さがよく分からない人にも伝わりやすいでしょう。
Q. イライラして、人に当たってしまう
A. 深呼吸して、冷静な判断を心掛けてみましょう
イライラしたり気分のムラがコントロールできず、人にキツく当たってしまったという方、多いのではないでしょうか?
怒りは『二次感情』と呼ばれていて、不安、悲しみ、苦しい、後悔などの『一次感情』が積み重なって生まれると言われており、冷静な判断ができない状況であることが多いです。
そういうときは一息ついて、深呼吸しましょう。腹式呼吸(口から3秒息を吐き、鼻から3秒息を吸い込む)を5分ほど繰り返すことで、動悸や不安、緊張を抑えて、冷静な対応ができるようになります。
また、じつは姿勢もとっても大切。
姿勢を良くしていると、肺に空気が入りやすく深い呼吸ができるので、血の巡りもよくなり、思考が整理されやすいです。猫背など丸まった姿勢だと、吸い込む空気が浅くなってしまい血の巡りが悪くなってしまうので注意しましょう。
今日から始められる、こんな対策もおすすめ!
◆SNSで同じ悩みの人を探してみる!
SNSやyoutubeで『更年期』と検索すると、同じ悩みを持った人の気持ちや過ごし方を知ることができます。「こんな悩み、自分だけかも…」と不安な方は、同じような悩みを抱えている人を探してみるのも良いでしょう。
◆日光を浴びる時間を増やす
日光を浴びる時間が減ると、脳内で分泌される幸せホルモン『セロトニン』の量が減ってしまい、気分が落ち込みやすくなります。何の予定が無い日も、少し家の周りを歩いてみると良いかも。家にいる時間が多い人は、太陽の光をより多く取り入れられるように、部屋のカーテンを変えてみるのもおすすめです。
◆身体を冷やさない
血の巡りが悪くなると余計心身にストレスがかかりやすいです。冷たいものばかり食べたり、薄着でうたた寝したり、身体を冷やすことは控えましょう。オフィスや公共施設などの温度調整ができない場所では、ひざ掛けやカーディガン、カイロなどで寒さ対策をすることが重要です。身体は「頭寒足熱」の状態が良いとされるので、下半身を中心に温めることをおすすめします。
◆手軽に摂取できるサプリメントを取り入れる
健康のために、栄養素を意識した献立を考えたり運動しようと計画しても、なかなか思い通りに実践できないこともあるはず。そんなときは、必要な栄養素を手軽に摂取できるサプリメントがおすすめです。
次は、そんなサプリメントで摂取できる、更年期におすすめの成分をご紹介!
更年期におすすめ!「ガンマリノレン酸」って?
更年期症状で悩む方に、積極的に摂り入れたい栄養素はたくさんあります。
そのひとつが「ガンマリノレン酸」!
私たちが健やかな毎日を送るために欠かせない五大栄養素【たんぱく質、炭水化物(糖質)、脂質、ビタミン、無機質(ミネラル)】
これらの栄養素をバランスよく摂取することで、健康を維持することができます。
「ガンマリノレン酸」は、五大栄養素のひとつである脂質のなかに含まれる必須脂肪酸。ガンマリノレン酸が体内で正常な働きをすることにより、若々しく、イキイキとした生活を送ることができるのです。
しかし、このガンマリノレン酸は年齢とともに体内での合成量も減少。さらにガンマリノレン酸を含む食材は、母乳や一部の植物に限られているため、食事で摂取することは難しいと言われています。
そのため、食事から摂取するのが難しい「ガンマリノレン酸」は、サプリメントをうまく活用して摂るのがおすすめです。
心にゆとりある生活で、日々を楽しもう
いかがでしたでしょうか?
まだ更年期に差し掛かっていない人も、症状が楽になる過ごし方を知っておくことで、更年期症状と向き合う準備をしておくのもいいかもしれません。
無理することなく、心地いい毎日を送りましょう。