50代からのごきげん顔の作り方!若返りメイクテクニック
年齢を重ねるとともに気になる顔のたるみやシワ。
そんな肌悩みにより、「最近疲れている?と聞かれることが増えた」「いつも不機嫌そうと言われる」など、印象の変化に悩む50代女性も意外と多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ごきげんに見える若見えメイク術についてご紹介!難しいテクニック要らずで、誰もが明るい印象になる方法を解説します。
【50代必見】若見えメイクテクニック5選
50代女性のなかには、実年齢よりも老けた印象に見られることにお悩みの方も多いかと思います。
そんな時は、メイクテクニックを上手に活用しましょう!
普段のメイクを少し変えるだけで、明るく若見えする印象を目指すことも可能なのです。
① コントロールカラーを上手に活用する
コントロールカラーとは、肌の色味を補正する目的で使用するベースメイクアイテム。肌の赤みや黄味、くすみなどに対し、正反対の色味を乗せることにより、肌悩みを目立たなくさせるという特徴があります。
また、市販のコントロールカラーには主に5つのカラーがあり、それぞれが異なる役割を持ちます。
◆ピンク
淡いピンクの色合いにより、血色の良い肌を演出。色白肌におすすめ。
◆イエロー
肌のくすみやにごりをカバーし、健康的なスキントーンに仕上げます。
◆グリーン
小鼻周りやニキビ跡、頬の赤みなどをカバー。赤みが気になる部分にだけポイント使いするのがおすすめ。
◆オレンジ
特に濃いくすみに効果的なカラー。主に茶ぐすみ、くま、たるみなどの箇所に使用します。
◆パープル
肌に透明感を与え、エレガントな印象に仕上げます。黄ぐすみに悩む肌におすすめ
普段のメイクでは、顔の部位や肌悩みごとに合うカラーを使用し、うまくコントロールカラーを取り入れてみましょう!
50代の肌は、ターンオーバーの周期が遅くなることで、色素沈着や乾燥によるくすみで全体的に暗くなりがち。
そのため、頬や額などの広い範囲には、血色感を出せるピンクのコントロールカラーを使用するのがおすすめです。全体的に明るい印象になり、若見えにも期待ができます。
また、たるみやシワが気になるほうれい線や目の下には、影色消しが得意なオレンジを。赤みが気になる箇所には、ピンポイントでグリーンを使用してみましょう。
なお、コントロールカラーの量が多いと、その部分だけが明るく浮いて見えるので、パール1粒分を目安に少量ずつなじませるようにしてくださいね。
② ファンデーションは厚塗り厳禁!
顔全体が暗い印象になりがちな50代女性のなかには、肌悩みを隠そうと、ついファンデーションを何度も厚く重ね塗りしてしまう人もいるかと思います。
しかし、ファンデーションの厚塗りは厳禁!素肌本来の自然さが失われて、立体感のないのっぺりした印象になる可能性もあるのです。
50代女性のメイクでは、複数の肌悩みが気になるからこそ、ファンデーションは少量を上手に使用し、若見えを目指しましょう。
顔全体に対し、使用するファンデーションの量は、少ないと感じるほどの量で十分!目安としては、リキッドタイプの場合は小豆1粒程度、パウダータイプはパフの半分程度の量で大丈夫です。
また、塗り方としては、全体にまんべんなく塗ってしまうと、顔全体が平べったい印象になってしまいます。
立体感のある表情に仕上げるためにも、まずは、高く見せたい両頬、鼻筋、顎の順に塗っていきましょう。その後、スポンジやパフに残ったファンデーションを額、フェイスライン、目元の順で塗ると、きれいに凹凸ができ、立体感のある若見え顔に仕上がりますよ。
③ チークは高い位置に薄く入れる
50代になると気になるのが、頬のたるみ。そこで活用したいのが、頬に立体感を出すチークです。
頬部分にチークを乗せると、自然な立体感が出るため、頬のたるみを目立たなくさせることができます。
チークのカラーは、様々なカラーとの相性も良く、若見え効果に期待ができるコーラル系の色を選んでみてくださいね。
また、付属の小さいブラシだと、濃く入れすぎてしまう可能性もあるので、全体にまんべんなく広げられるチーク専用の大き目のブラシの使用がおすすめです。
なお、チークを濃く入れすぎてしまうと、頬の部分だけが悪目立ちして浮いてしまうので注意しましょう。
チークは思いっきり笑った時に最も頬が高い位置にくる部分に入れましょう。
メイク方法としては、軽く頬をなでる感じでブラシを数回左右に動かし、チークを乗せます。
至近距離で鏡を見ながらチークを乗せると、濃く入れすぎてしまう可能性もあるので注意!チークを入れる時は明るい場所で、鏡から30cmほど離れた位置で確認しながら行うと、自然な仕上がりになりますよ。
④ 顔の印象を決める眉は丁寧に描く
眉は、顔の印象を大きく変える部位です。仕上がりにより、老け見えにも若見えにもなるので、メイクでは特に意識するようにしましょう。
また、人間は一人ひとり骨格も違うため、似合う眉の形も人により変わってきます。
まずは、自分の骨格に合わせて眉をカットし、眉を描きやすい下準備を行いましょう。
自分に似合う眉の形がわからず、不安な場合は、事前に眉毛サロンに行き、形を整えてもらうのもひとつの方法ですよ。
眉を描く時にどちらか一方の眉から書いてしまうと、左右非対称な不揃いな形に仕上がる場合もあります。眉を描く時は、左右のバランスを見ながら、同時に描き進めていくようにしましょう。
また、眉を描くうえで意識したいポイントは3つあります。
1.眉頭の間隔は小鼻と同じ幅
2.眉山は眉頭から眉尻までの3分の2の距離
3.眉尻は眉頭より低い位置におかず、小鼻との延長線上ライン内におさめる
この3つのポイントを意識しながら眉を仕上げると、顔全体にも統一感を出すことができますよ。
⑤ 年代が出やすいアイメイクは引き算を意識する
アイメイクは、良くも悪くも年代が出やすい部分です。特に50代女性の場合は、目元のたるみやくま、くすみを隠そうと無意識にアイメイクが濃くなってしまう場合もあるかもしれません。
しかし、アイメイクが濃すぎると、その部分だけ浮いてしまうため、逆に老け見えしてしまう可能性もあるのです。
アイメイクでは、薄いと感じるくらいの引き算メイクを意識すると、全体的になじむ仕上がりになりますよ。
また、寒色系のカラーや派手なラメ、ブラックのアイライナーやマスカラなどは、たるみやくま、くすみを強調する可能性があるので、50代のメイクでは避けた方が良いでしょう。
おすすめは明るさや血色感を与えてくれる暖色系のカラーです。アイシャドウでは、コーラル系のカラーを。マスカラやアイライナーは、明るめのブラウンカラーを取り入れてみてくださいね。
アイメイクもファンデーション同様、重ね塗りや厚塗りは厳禁です。薄塗りを意識し、軽くサッと仕上げるようにしましょう。
アイシャドウは、ツヤ、中間色、締め色の3色でグラデーションを作ると、きれいな仕上がりになります。アイライナーはまつげの際を埋めるように塗り、さりげなく目を大きく見せるようにしましょう。
また、マスカラの重ね塗りは、ダマができることでメイクの仕上がりを台無しにしてしまうため要注意!50代女性のメイクであれば、目尻のみに軽くマスカラを塗るだけでも、美しい上品さを演出することができますよ。
50代の若見えを実現するにはスキンケアも大切
年齢を重ねるごとに悩みとなる、たるみ、シワ、くすみなどの肌悩みをカバーしてくれるメイクは、50代の女性にとっても心強い存在です。
しかし、日々のメイクだけでは根本的な肌悩みの解決にはなりません。この先60代、70代もいきいきとした肌で明るい印象を目指すのであれば、メイクと併せてスキンケアも大切にしていきましょう。
特に50代の肌で意識したいのが保湿です。女性の肌は、年齢を重ねるにつれ、水分量と皮脂量が低下するため、肌も乾燥しやすい状態になるのです。
そのため、普段からのベーシックケア(化粧水・乳液・クリーム)は必須!また、50代の時期は、ベーシックケアのみでは物足りなさを感じる年代でもあるため、日々のスキンケアの中では、美容液やアイクリームなどのスペシャルアイテムも上手に取り入れましょう!
【50代の肌悩みにおすすめの美容成分】
◆セラミド … 加齢により減少し、体内で作るのが難しいため、化粧品から取り入れたい保湿成分。高い保湿力に期待ができます。
◆ビタミンC … 肌老化の原因である紫外線ダメージや活性酸素に働きかける成分。なかでもピュアビタミンCは角質層に浸透後、すぐビタミンCとしての働きを行うため即効性に期待ができます。
◆ヒト幹細胞培養液 … ヒトの皮下脂肪から採取した幹細胞を培養した際に得られる上澄み液。保湿効果により、肌のキメを整え、ハリツヤある健康的な肌へと導きます。
◆レチノール … ビタミンAの一種で近年はシワ改善有効成分としても高い注目を集めています。真皮にあるコラーゲンやエラスチンの生成を促進することにより、シワ改善の効果に期待ができます。
50代のスキンケアでは、これ以上肌悩みを増やさないためにも、これらの美容成分を配合したアイテムを取り入れるのもおすすめですよ。
50代からのメイクを楽しもう!
顔全体が暗い印象に見えると、毎日のメイクも楽しめなくなってしまいますよね。それなら、50代女性ならではのメイクテクニックを取り入れ、明るい印象の若見え顔を目指してみてはいかがでしょうか。
普段とは違う印象の顔に仕上がると、日々のメイクも楽しくなるはず!
50代からは、年齢にとらわれることなく、自分らしさを演出できるメイクやスキンケアを楽しんでくださいね。