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うっかり日焼け!適切なアフターサンケアとは?

日差しがどんどん強くなってくるこれからの季節。紫外線対策を心がけてはいるものの、ついうっかり日焼けしてしまうときもあるのではないでしょうか。

今回は日焼け後の適切なアフターサンケアについて、顔、体、髪のパーツごとにご紹介いたします。





日焼け後の肌状態とは?

日焼け止めクリームを塗っている女性

日焼けには2種類の症状があります。



◆サンバーン

皮膚が赤くなるタイプの日焼け。肌が炎症を起こし、触るとほてりを感じるやけど状態です。ひどい場合はヒリヒリとした痛みが出たり、水ぶくれができたりすることもあります。



◆サンタン

紫外線を浴びて数日後、色素沈着反応により現れる黒っぽくなるタイプの日焼け。ほてりや痛みなどはありませんが、数週間から数か月にわたって続き、シミの原因にもなります。

紫外線を浴びたあと数時間から24時間をピークにサンバーンが起こり、数日後からサンタンによる色素沈着が始まります。
また、日焼けしてから色素沈着が始まるまでの時間は約72時間と言われているため、この間に適切なアフターサンケアをできるかがシミ予防のポイントになるのです。




顔のアフターサンケア方法

(1)顔全体を冷やしてクールダウンさせる

タオルで顔を冷やしている女性

日焼け後の肌は、軽いやけどを起こしている状態です。まずは冷蔵庫で冷やしたタオル、もしくは清潔なタオルに包んだ保冷パックを当て、顔全体を冷やしてクールダウンさせましょう。この際、同じ箇所を長時間冷やし続けると凍傷になる恐れがあるのでご注意を!

また、冷やしても炎症がおさまらず痛みが続く場合は、セルフケアで解決しようとせず、すぐに皮膚科を受診してください。




(2)低刺激高保湿のコスメでケアする

低刺激なコスメで保湿をしている女性

日焼け後の肌はやけど状態であると同時に、脱水症状で乾燥している状態でもあります。肌をクールダウンさせ、赤みやほてりが引いたら、低刺激高保湿のスキンケアアイテムや冷蔵庫で冷やしたシートパックで保湿ケアを始めましょう。

日焼け直後の保湿ケアでは、肌との親和性が高いヒト型セラミドや、保湿効果と抗炎症作用があるアロエベラを配合したアイテムがおすすめです。

ただ、肌にピリっとした刺激を感じる場合は、無理にうるおいを与えようとせず、ワセリンを塗るのみの保護ケアで一晩過ごすようにしてみてください。




(3)美白成分配合コスメでメラニンの生成をSTOP!

美白成分配合のコスメを使う

肌の炎症がおさまり、しっかり保湿ケアができたら、翌日以降からビタミンC誘導体やトラネキサム酸などを配合したスキンケアアイテムで美白ケアを始めましょう。

色素沈着が始まる前であれば、ビタミンC誘導体のなかでも即効性の高い両親媒性(APPSなど)を配合したコスメがおすすめです。



身体のアフターサンケア方法

(1)身体全体を冷やしてクールダウンさせる

身体を冷やす

体も日焼け直後はやけどを起こしている状態であるため、まずは冷蔵庫で冷やしたタオル、もしくは清潔なタオルに包んだ保冷パックなどを当て、身体全体を冷やすようにしましょう。

日焼けが広範囲である場合は、浴室で冷水シャワーを浴びると、日焼けした箇所を一度に効率よく冷やすことができます。水流が強すぎると日焼けした肌に負担がかかってしまうので、弱めの水流でゆっくり各部位に当てていきましょう。

また顔と同様、冷やしても炎症がおさまらず痛みが続く場合は、セルフケアで解決しようとせず、すぐに皮膚科を受診してください。




(2)当日はシャワーのみで入浴を済ませる

お風呂はシャワーのみ

日焼け直後の体を温めるのは、炎症を起こしている肌に刺激となるのでNG! 当日はぬるめのシャワーのみで入浴を終え、湯船につかるのは控えておきましょう。

ボディソープは洗浄力が高いアイテムなので、できれば当日は水洗いのみで済ませるようにしてください。どうしても汗や皮脂汚れが気になる場合は、洗浄力がやさしく、保湿や鎮静効果のある成分が配合されたボディソープを使いましょう。

また、ミラブルプラスならウルトラファインバブルが毛穴の中まで洗浄してくれ、ボディソープなしでも清潔な肌を保てるので安心です。




(3)やさしいテクスチャーのアイテムで保湿ケア

やさしい保湿剤でケア

体を冷やしてクールダウンさせたあとは、保湿成分が配合されたアイテムでケアを行います。

摩擦で肌を刺激しないためにも、みずみずしくさっぱりしたテクスチャーのジェルやローション、ミルクタイプのボディケアアイテムを選ぶようにしましょう。特に水分を多量に含むジェルタイプは、肌への水分補給、保湿効果、清涼効果をもつアイテムも多いため、日焼け直後の肌にはおすすめのテクスチャーです。

背中などの手が届かない範囲は、ミストタイプの保湿化粧水でまんべんなくうるおいを届けてください。赤みがひどい部分にはワセリンを塗り、肌を保護することも大切です。

また顔と同様、美白ケアは翌日以降で、日焼けが落ち着いたと感じてから始めるようにしましょう。




髪の毛のアフターサンケア方法

(1)頭皮を冷やしてクールダウンさせる

髪の毛を冷やす

頭は身体のどのパーツよりも太陽に近いため、紫外線ダメージを受けやすい部分。紫外線ダメージを受けると頭皮の炎症や髪の毛がパサつく原因になります。

まずは冷蔵庫で冷やしたタオルや冷水シャワーで頭皮全体を冷やすようにしましょう。




(2)泡立てたシャンプーでやさしく洗う

シャンプーは泡立たせる

日焼け当日は、低刺激のシャンプーを使いましょう。この際、ダメージを受けた頭皮をゴシゴシこすらないように注意を!

最初に泡立てネットできめ細かいシャンプーを作り、指の腹でやさしく洗うようにすると、頭皮へのダメージも軽減できます。その後、セラミドなどうるおい成分を配合したトリートメントを使いましょう。




(3)アウトバスケアはいつもより丁寧に

いつもより丁寧なヘアケアを

日焼け直後の髪に長時間ドライヤーを当て続けるのはNG! 短時間で髪が乾くよう、しっかりタオルドライをしたあとにドライヤーでささっと乾かすようにしましょう。

ドライヤーの熱を当てる前に頭皮用ローションやヘアオイルを塗っておくと、頭皮や髪を保護しながら髪を乾かすことができます。




適切なアフターサンケアを!

紫外線対策を行っていながらも、うっかり日焼けをしてしまうのは仕方がないことです。しかし、日焼け直後の肌をケアせずに放置してしまうと、シミの原因をつくる可能性もあるのです。

日焼け後は当日から適切なアフターサンケアを心がけるようにしましょう。




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