新作のコスメに美容クリニックでのケアなど、お肌のお手入れには何かとお金がかかりがち。普段は惜しまずに使えている美容代も、大型連休明けや給料日前になると、「少しの出費でも痛い……」と、頭を抱えることがあるのではないでしょうか。

そんなときに取り入れたいのが、無料で始められる美容習慣です。今回は、今すぐに始められる0円美容習慣をご紹介します。

（1）クレンジング前に手を温める

油分の多いアイテムであるクレンジング剤は、冷えると固まりやすい特性を持ちます。固まったクレンジング剤をそのまま使用すると、メイクを落とすまでに時間がかかったり、強い摩擦が生じたりと、肌ダメージの原因に。そのため、クレンジング剤は手のひらの上で温めてからの使用が推奨されていますが、さらにクレンジング効果をアップさせたいときは、ケア前にぬるま湯で手を温めるようにしてみましょう。

人肌より少し熱めのお湯（約38～40度）で手を温めてあげると、手のひらの上に乗せたときにクレンジング剤も溶けやすくなります。皮脂やメイク汚れともなじみやすいので、余計な時間がかかったり、肌に摩擦を与えたりするのを防げますよ。

自分に合うものは？正しいクレンジングの選び方

（2）スキンケア前にホットタオルを乗せる

スキンケアの浸透を高めたいときには、スチーマー代わりにホットタオルを使ってみましょう。約45～50度のお湯に1分ほどタオルを浸けるか、もしくは、水で濡らしたタオルを500～600Wの電子レンジで1分弱温めます。あとは、ホットタオルを30秒～1分程度、肌に乗せるだけです。

ケア前にホットタオルを取り入れることで、肌がやわらかくなり、スキンケアの浸透をサポートします。ホットタオルで肌を温めたあとは、入浴後のように肌が乾燥しやすい状態になっているので、すぐに化粧水や乳液で保湿ケアをしてあげてくださいね。

（3）ハンドクリーム前に化粧水を塗る

日常のなかで乾燥や摩擦によるダメージを受けやすい手は、ハンドクリームでのこまめなケアが大切です。可能であれば、起床後、手を洗った後、就寝前を目安にハンドクリームを塗り直す習慣をつけましょう。そして余裕があるときは、ハンドクリームを塗る前に化粧水を使うのがおすすめです。

顔のスキンケアと同じく、化粧水でうるおいを与えたあと、乳液やクリーム代わりにハンドクリームを塗ると、モイスチャーとエモリエントのダブル保湿効果に期待ができます。顔用に購入したものの、肌に合わずに残っている化粧水やミスト化粧水があれば、ハンドケア用として代用してみても良いかもしれませんね。

（4）洗顔後はティッシュで水気をオフ

洗顔後にタオルで水分をオフすると、肌に繊維が付着したり、摩擦が生じたりなど、小さなストレスが生まれることもあります。また、敏感肌の方だと、繊維や洗剤の成分、外干し中にタオルに付着した汚れや花粉が刺激になる場合もあるでしょう。

（5）入浴前と入浴後に1杯の水を飲む

入浴時湯船につかる習慣には、健康促進により身体を温めたり、質の良い睡眠に導いたりなどのメリットがあります。そこに美容効果もプラスで取り入れたいときは、入浴前と入浴後にコップ1杯の水を飲むようにしてみましょう。

入浴前10～15分前に飲む水は、入浴中の発汗を促し、身体を温めることで、代謝もアップにつながります。ダイエット効果にも期待ができますよ。また、入浴後に飲む水は、発汗により奪われた水分を補充するため、身体の乾燥を防ぎます。冷たい水は身体を冷やす原因になるので、常温の水、もしくは白湯を飲むようにしてくださいね。

（6）毎日枕カバーを変える

人は睡眠中、一晩でコップ1杯程度の汗をかくと言われています。また、毎日使う枕には、汗だけでなく、ホコリや寝具の繊維、さらには顔の皮脂やクリーム、ヘアオイルなどが染みついています。汚れが付着した枕を使い続けると、ダニや雑菌が繁殖し、ニキビをはじめとした肌荒れの原因につながるのです。

枕カバーは毎日洗濯し、新しい物に取り換えることが大切です。とはいえ、忙しい朝の時間帯にいちいち枕カバーを外す余裕がない方も多いはず。そんなときは、枕にフェイスタオルを乗せるようにしてみましょう。フェイスタオルであれば、すぐに新しい物と取り換えられるうえに、洗濯物の量が増える心配もありませんよ。

誰でも今すぐに始められる0円美容習慣

美容にはお金がかかるというイメージが付きがちですが、アイディアと工夫次第では、無料で始められる美容習慣もあるのです。なにより、0円美容習慣には、誰でも今すぐ、無理せずに始められるというメリットがあります。0円美容習慣を毎日のルーティンにして、さらに魅力的なお肌を手に入れましょう！

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