暑い夏の時期が過ぎ去り、過ごしやすい気候が続く秋のシーズン。

しかし、なぜか秋になると「突然カサつきやゴワつきなどの肌トラブルがあらわれた！」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか？

実は季節の変わり目でもある秋は、肌もゆらぎやすく、様々な肌ダメージを受けやすい時期でもあるのです。

そこで今回は、初秋から意識したい秋のおすすめスキンケア方法をご紹介します！

夏の紫外線ダメージが影響？秋に起こりやすい肌トラブル

季節の変わり目は様々な肌トラブルが起こりやすい時期でもあります。特に夏から秋にかけては、気温と湿度が大きく変化するため、突然肌トラブルが起こることも！

なかでも多いのが、乾燥による肌トラブルです。

秋は、夏の紫外線ダメージが一気に表面化しやすい時期。また、気温と湿度が急激に下がり、冬に向け乾燥しやすい時期でもあるのです。

そのため、

◆肌の乾燥

◆肌のゴワつき

◆目元や口元のカサつき

◆乾燥によるくすみ

など、乾燥による肌トラブルが起こりやすい時期でもあるのですね。

さらに秋は、季節の変わり目でもあるため、肌もゆらぎやすくなっています。

そんな秋の時期は、夏の間に蓄積された紫外線ダメージをケアしながらも、寒い冬に向けた乾燥対策をすることが大切。毎日のスキンケアでは保湿をメインにしたお手入れを意識してみましょう。

【初秋から意識しよう】秋におすすめのお助けスキンケア方法7選

（1）保湿第一！厳選アイテムで乾燥対策

紫外線ダメージを受けた秋のスキンケアでは、なによりも保湿が重要！毎日のスキンケアでは、保湿成分配合のアイテムを取り入れるようにしましょう。

ただし、夏の紫外線ダメージを受けた肌は、いつも以上に敏感な状態になっている場合も。複数のアイテムを取り入れると、かえって刺激になり、肌荒れにつながる可能性もあります。

肌の乾燥がひどい時は、無理に複数のアイテムを使用せず、保湿成分配合のアイテムを2～3個のみ使った簡単ケアで済ませましょう。

普段は化粧水とクリームのみのケアで済ませ、乾燥が気になる日のみ保湿美容液を取り入れるのもおすすめですよ。

（2）保湿美容液はしっとりタイプのアイテムを選ぶ

ワンランク上の保湿ケアを行う時に欠かせない保湿美容液。

一言で保湿美容液といっても様々な種類がありますが、肌の乾燥やゆらぎが気になる秋には、とろみのあるしっとりテクスチャーの保湿美容液がおすすめです。

とろみのある保湿美容液は、夏だとベタつきが気になるアイテムですが、乾燥しやすい秋冬の時期は心地よく使うことができます。

また、とろみのあるテクスチャーは角質層になじむことで、肌をやわらかくする効果にも期待ができます。夏のダメージでゴワついた肌にもおすすめなので、ぜひ普段のスキンケアに取り入れてみてくださいね。

（3）洗浄力の優しいクレンジング剤や洗顔料を使う

夏から秋にかけての季節の変わり目は、肌もゆらぎやすく、敏感傾向に。そのため洗浄力の高いアイテムは、肌に必要なうるおいや皮脂までを落とし、肌刺激の原因につながる可能性もあります。

普段使用しているアイテムが刺激に感じる場合は、洗浄力の優しいクレンジング剤や洗顔料を使用するようにしましょう。

クレンジング剤は、マイルドな洗浄力のミルクタイプやクリームタイプがおすすめ！また、洗顔料は、敏感肌でも比較的使用しやすい保湿成分のアミノ酸やグリセリンを配合したアイテムを選んでみてくださいね。

（4）日中はオイルアイテムで追い保湿ケア

肌の乾燥が気になる秋は、日中のスキンケアも意識したいところです。日中のケアといえばミストスプレーが定番のアイテムですが、乾燥が気になる時期だと物足りなさを感じる場合も。

そんな時は、油分重視の保湿ケアとして、オイルアイテムを活用するようにしましょう。

ミニサイズのオイル美容液やオイルバームであれば、バッグの中で場所をとることもないので、持ち運びにも便利です。

日中に口元や頬周りの乾燥が気になる時は、少量を肌になじませ、追い保湿ケアを行ってみてくださいね。

（5）夏に引き続き紫外線対策を行う

秋になると、夏ほど紫外線を意識しなくなりがちですが、9～10月の時期は、4～5月と変わらない量の紫外線が私たちの肌に降り注ぎます。

紫外線ダメージは、さらなる乾燥の原因にもなるため、夏に引き続き、紫外線対策として日焼け止めは必ず塗るようにしましょう。

特に晴れた日は、こまめな日中の塗り直しも意識してくださいね。

（6）ピーリングコスメを取り入れる

肌が乾燥すると、バリア機能の低下により、角質が厚くなる角質肥厚が起こります。

この角質肥厚は、肌のゴワつきや乾燥によるくすみの原因ともなるため、スキンケアの浸透を妨げたり、メイクノリが悪くなったりする場合も。

肌表面が硬く、ゴワつきを感じる時は、定期的に古い角質を取り除くピーリングケアを取り入れるようにしましょう。

商品により異なるものの、基本的にピーリングケアは、週1～2回の頻度で行うのがおすすめ。頻度が多すぎると、未熟な角質まで落とし、さらなる肌乾燥の原因になってしまうので注意してくださいね。

（7）炭酸スキンケアを取り入れる

美意識が高い人からも注目を浴びる、炭酸スキンケア。

炭酸スキンケアのアイテムに含まれる炭酸には、水に溶けると分子が小さくなる性質があるため、角質層のすみずみまでに浸透します。浸透した成分により、肌がやわらぐことで、キメを整え、ハリを与える効果に期待ができるのです。

炭酸スキンケアには、化粧水、美容液、洗顔料、パックなど様々なアイテムがありますが、秋の肌は乾燥により肌が硬くなりがちなので、スキンケアの最初に使用できるアイテムがおすすめです。

炭酸スキンケアで肌をやわらげることで、その後のお手入れの浸透をサポートしてくれますよ。

冬に向けて保湿重視の乾燥対策を行おう！

夏の紫外線ダメージと急激な温度差により、肌にも負担がかかりやすい秋の時期。しかし、乾燥した状態のまま冬を迎えると、さらなる肌トラブルが起こる可能性もあります。

これから訪れる冬に肌ダメージを持ち越さないためにも、秋の時期は、徹底的な保湿ケアで健やかな肌を取り戻しましょう。