風邪やインフルエンザが流行り出す春先。特にここ数年はコロナウイルスの影響もあり、暖かくなるからといってもなかなか気が抜けないですよね。
ウイルスに負けない元気なカラダを作るためには、免疫力の向上がなにより大切です。そこで今回は、免疫力を高める “腸活のススメ” をご紹介。腸から調子を整えて、この春も元気に過ごしましょう！

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そもそも免疫力ってなに？

感染症が流行り出してから、よく耳にするようになった「免疫力」という言葉。これは人間なら誰しもが持っている、いわば “標準機能” です。例えば、体内に入ってきたウイルスを追い出したり、体内の傷ついた部分を修復したりするのも働きのひとつ。その力、すなわち免疫力が高いことは、風邪や感染症にかかりにくくなることにもつながるのです。

どうして “腸活” が免疫力アップに効果的なの？

では、なぜ免疫力は低下してしまうのでしょうか？その原因はずばり、生活習慣やストレスによる腸内バランスの崩れ。私たちの腸内には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」という大きく分けて3つの菌が生息しており、このうちの悪玉菌が増えるとカラダの免疫力は低下してしまいます。そこで有効となるのが “善玉菌を増やすための活動” すなわち腸活なのです。

今日から始めたい！無理なくできる腸活習慣

「腸活」と言っても、あまり難しく考える必要はありません。バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠など、一般的に “健康的な生活” と聞いて連想することが腸内環境を整えるための基本だからです。ここからは、無理せず習慣化できるオススメの腸活をご紹介しましょう。

朝起きたらコップ1杯の水を飲む

腸活でもっとも大切なことは、カラダにとって十分な水分を摂ること。腸の動きを活発にしてお通じを促すだけでなく、むくみ解消やデトックス効果も期待できます。効果的な飲み方は、朝起きたてに常温水や白湯をコップ1杯飲むこと。これなら簡単に毎朝の習慣にできますよね。

発酵食品、食物繊維、オリゴ糖などを積極的に摂る

発酵食品に含まれる乳酸菌やビフィズス菌には、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。代表的な食品はヨーグルト、納豆、キムチなどです。ポイントは、一度にたくさん食べるのではなく毎日継続して食べること。食物繊維（野菜、きのこ、海藻類など）やオリゴ糖（野菜、バナナ、豆類など）を多く含む食品を一緒に摂ることで、より腸内環境を整える効果が期待できますよ。

適度な運動を心がける

便秘は腸内環境悪化のもと。そして、運動不足はその便秘を引き起こす大きな原因です。夕食の30分後に軽い運動を行うのが効果的だそうですが、始めから無理をして続かないのでは意味がありません。まずはひと駅分歩いてみるなど、できることから気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

なるべく湯船に浸かる

湯船に浸かることはとっても大切。カラダが温まって血液循環が良くなることで自律神経が整い、免疫機能アップにもつながります。疲れた日はシャワーだけで済ませてしまう…そんな人も、疲れているときこそ湯船に浸かって疲れたカラダをリセットしましょう！

ストレスをためない

人が楽しいと感じたときに分泌される成分は、体内の免疫細胞の働きを後押しすると言われているそうです。リラックスできる空間、心地よいと思える過ごし方、趣味を楽しむ時間なども大切にして、自分をいたわりながら免疫力を高められるといいですね！

睡眠の質を上げる

睡眠の質を上げることも、免疫力を高めるための腸活には大切な要素。睡眠不足は腸の乱れを引き起こし、免疫力を低下させてしまいます。寝る直前にスマホを見ない、8時間は睡眠時間を確保する、などを心がけて良質な睡眠を目指しましょう。

自分のペースで、無理なく腸活しよう

今回ご紹介した腸活のススメは、慣れればどれも無理なく続けられるものです。あなたもぜひ、自分のペースで気軽に始めてみてはいかがでしょうか？腸活でウイルスに負けない免疫力を身に付けて、この春も元気に乗り切りましょう！

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