【温活習慣】冷えは老化のもと!入浴の美容効果とは
「最近肌の血色が悪くなり、ハリもなくなってきたような。もう年だし、老化に逆らえないのはしょうがないのかな…」そう諦めている人はちょっと待って! あなたのその身体「冷え」てはいませんか?
実は冷えはシミ、たるみやくすみなど「老け顔」をつくる様々なトラブルの原因となるのです。そこで大切にしたいのが入浴習慣! 日々の疲れを取りながら、若さにつながる「温かい肌」を目指しましょう。今回は、入浴の美容効果やおすすめの入浴法についてご紹介します。
お風呂の効果ってすごい!冷えを解消するおすすめ入浴法
どうして冷えが老化につながるの?
身体が冷えているということは、血流が悪い状態であること。血流が悪いと、身体に必要な酸素や栄養素が細胞の隅々までいきわたらなくなります。
エネルギー不足になった細胞は、ターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)が遅れ、老廃物も残ったままの状態に。その結果シミ、たるみやくすみへとつながるのです。
赤ちゃんの肌を思い浮かべてみてください。ほんのりピンク色を帯びて血色がよく、ツヤツヤしていますよね。それは、体温が高く血流もいいからです。
「冷えは老化につながる」つまり、万年冷え体質であることは、老化を早めているといっても過言ではないということ。いつまでも若々しくいたいなら、身体を温めることは何より大切なのです。
入浴がもたらす驚きの美容効果
そこで見直したいのが入浴習慣!冷えの根本的な改善につながるだけでなく、蒸気で毛穴が開き、洗顔の洗浄効果がアップ、副交感神経が働きストレスによる肌荒れも軽減できるなど、さまざまな美容効果が期待できます。
さらに老廃物からくる首や肩のコリも解消できるので、顔のたるみ予防にも効果的です。毎日のバスタイムがあらゆる美容効果につながるのなら、効率良く取り入れない手はないですよね!
冷えを改善!美容に効果的な入浴方法
入浴前には常温の水をコップ1杯飲みましょう。汗をかきやすくなるだけでなく、脱水症状の予防にもつながります。
お湯の温度は38~40℃がおすすめ。熱すぎると肌にとって本当に必要な皮脂まで落ちてしまい、乾燥にもつながってしまいます。「気持ちいいな」そうリラックスできる程度の水温で、15~20分程度ゆっくり浸かりましょう。しっかり浸かっても手足が冷たく感じる場合は、少し熱めのお湯で手足にシャワーをかけたり、足湯をしたりしてみましょう。
読書や動画視聴をしたいからと半身浴をしている人もいるかもしれませんが、身体を芯から温めるには肩まで浸かる「全身浴」のほうが効果的です。副交感神経を働かせるためにも、入浴中はとにかくリラックスしましょう。深呼吸、マッサージやストレッチなどをしてもよいでしょう。
自分の好きな香りの入浴剤や、アロマを使うのもおすすめです。特に入浴剤は、水道水の塩素を除去しお湯を柔らかくしてくれます。血行を良くしたいなら炭酸ガスのもの、肌のもちもち感をアップさせたいなら保湿効果の高いものなど、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
入浴後もぬかりなく
入浴後はまたコップ1杯の水を飲んで、身体から失われた水分をしっかり補給しましょう。もちろん肌にもすかさず保湿を。毛穴が開き浸透力がアップしているうちに、ボディにはローションやオイルを、顔には化粧水、乳液や美容液などのスキンケアをしっかりおこないましょう。緊張がほぐれた状態の身体で、ストレッチやマッサージをするのもおすすめですよ。
毎日の入浴で美しくなろう
アンチエイジングアイテムは数あれど、実は日々の入浴が一番手軽かつ若見えへの近道かもしれません。なんとなくのバスタイムを今こそ見直して、正しい温活習慣で美容効果を底上げしましょう!