【部位別】シワは日ごろのケアが重要!日常生活に潜む原因5選
年齢とともに気になり始める人も多い、顔や首のシワ。
シワには主に乾燥が原因の「表皮性シワ」と、加齢や弾力低下が原因の「真皮性シワ」の2種類があります。
表皮性シワであれば、保湿等のスキンケアにより改善が見込めますが、真皮性シワの場合はセルフケアでの対処が困難になってくるため、シワができにくい肌環境にするためのケアが何よりも重要なのです。
そこで今回は、日常に潜む意外なシワの原因と併せ、部位別の原因やケア方法をご紹介します。
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日常生活に潜むシワの原因5選
顔や首に現れるシワの主な原因は乾燥や加齢、紫外線などが原因であると言われています。
しかし、その他にも意外な生活習慣がシワの原因につながる場合もあるのです!
(1)長時間のPCやスマホの使用
いまや私たちの生活において欠かせないPCやスマホなどのデジタル機器ですが、長時間の使用で目を酷使すると、血行不良により、目元まで十分な栄養が行き届かず、シワの原因になります。
また、スマホを見る時はどうしてもうつむき加減になるため、フェイスラインや首に重力がかかることで、シワの原因ができてしまう場合もあるのです。
(2)高すぎる枕
自分の姿勢に合っていない高すぎる枕もシワの原因に。
枕が高いと、仰向けになった際、顎を引いた不自然な姿勢のまま就寝することになります。顎を引いた状態はうつむき加減でスマホをする時と同様、長時間フェイスラインや首に負担がかかるため、おのずとシワの原因につながってしまうのです。
さらに高すぎる枕は仰向けの状態で寝づらく、無意識のうちに横向きで寝る習慣がついてしまうため、頬や口周りの筋肉が引っ張られ、口元やフェイスラインにシワができる場合もあります。
(3)無表情や険しい顔
私たちの顔にはたくさんの表情筋と呼ばれる筋肉があります。そのため、無表情でいる時間が多いと、顔の筋肉を動かさないことで表情筋が衰え、シワの原因になります。
長引くコロナ禍の間にシワやたるみが増えたという人は、人と会って話す機会が減り、表情筋が衰えたことが原因である可能性も高いのです。
また、いつも険しい顔をするなど、同じ表情をする癖があると、筋肉にもその癖がつき、表情ジワと呼ばれるシワとなる場合もあるのです。
(4)頬杖や片方の歯だけで噛む癖
頬杖をつく癖は、顔の重心を片方だけに寄せてしまうため、歪みからシワが定着しやすくなります。
また、食事中に片方の歯ばかりで噛む癖も、片側の筋肉のみを使うことになるため、顔の片方にシワができる原因となるのです。
(5)喫煙習慣
百害あって一利なしと言われる煙草。
煙草は女性ホルモンにダメージを与えたり、体内で活性酸素を発生させたりするため、シワの原因になりやすいと言われています。喫煙者は非喫煙者よりも肌老化が進行し、老け顔になりやすいという研究結果もあるのです。
【部位別】シワができる原因
意外な習慣からもできてしまう顔や首のシワ。では一体、どのような習慣がシワの原因につながるのでしょうか?部位別にシワができる原因を解説します!
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おでこ(眉間)のシワ
おでこ(眉間)のシワは、主に頭皮のたるみが原因で現れます。険しい顔や目を細めるなどの無意識の癖が表情ジワとして定着し、おでこ(眉間)のシワをつくる原因となる場合も。
また、髪を結ぶ時やシャンプー時に強い力で頭皮を引っ張る行為も、おでこ(眉間)のシワの原因となるのです。
目元のシワ
顔の中でも特に皮膚が薄いと言われる目元は、ダメージを受けやすい部位。1日に何回も瞬きをするなど、動きも多いため、年齢とともにシワが目立つ場合もあります。
また、スマホやPCの長時間使用で目を酷使し、血行不良が起こると、十分な栄養が行き届かないためシワもできやすくなるのです。
ほうれい線のシワ
口の周りには多くの筋肉があります。なかでも、口をぐるりと囲むようにある「口輪筋」と口からこめかみにつながる「大頬骨筋」は、衰えるとほうれい線の原因になるのです。
ほうれい線の主な原因は加齢であると言われていますが、人との会話が減ったり、笑ったりする機会が減ることで表情筋が衰えるのも、ほうれい線ができる原因につながります。
また、食事の際に片側だけで噛んだり、頬杖をついたりする習慣も筋肉の衰えや歪みによるシワの原因となるのです。
口元のシワ
口元のシワは、ほうれい線のシワと同じく、無表情が続いたり、片側の筋肉だけを使ったりなど、表情筋が衰えることでできやすくなります。
また、喫煙者や歯周病の人の場合、人よりも歯肉が痩せやすい状態になっているため、口元に細かいシワができる場合もあるのです。
首のシワ
首は顔よりも皮膚が薄いため、様々な影響を受けやすい部位でもあります。特に長時間のうつむき加減でのスマホ使用は、首のシワをつくる大きな原因になります。
また、高すぎる枕や猫背の姿勢など、長時間顎を引いた状態が続くのも、首にシワができやすくなる原因につながるのです。
シワを作りにくくするには
シワができにくい肌環境を目指すには、日々のスキンケアや紫外線対策が大切であると言われています。しかし、それ以外にも生活の中で工夫できることはあるのです!
(1)PCやスマホの使用後はストレッチやマッサージを行う
長時間のPCやスマホの使用は、眼精疲労や筋肉のコリによるシワの原因につながります。
PCやスマホを使用する時は、適度に休憩をはさみつつも、合間にストレッチやマッサージを行うようにしましょう。
日々の生活の中で行う分には、ゆっくりまばたきをしてみたり、首を360度ぐるりと回したりなど簡単なストレッチで十分です!
時間がある時は、顔全体にリンパマッサージを行い、血行を促してあげるのもおすすめですよ。
(2)同じ表情や姿勢の癖をつけないように意識する
シワの原因をつくらないためには、同じ表情や姿勢の癖をつけないよう、日頃のから意識することも大切です。
眉間にシワを寄せたり、目を大きく開いたりなど、同じ表情を繰り返し行う癖は、おでこや目元のシワの原因になるので注意しましょう。
また、猫背やうつむき加減の姿勢、頬杖などは口元や首のシワの原因になるため、同じ姿勢が続いていると思ったら意識して直すようにしてくださいね。
(3)自分に合った枕を選ぶ
自分に合っていない高さの枕は、首や口元、フェイスラインのシワができる原因につながります。
就寝中に使用する枕は、自分に合う高さの枕を選ぶようにしましょう。
一般的には立っている状態と同じ姿勢で眠れる高さの枕が良いと言われています。高さ選びに悩んだ場合は、専門店に行き、プロのスタッフに選んでもらうのがおすすめですよ。
(4)たくさん会話をして笑う
人とあまり会話をせず、無表情の状態が続くことは、筋肉が衰え、顔全体にシワができる原因にもなります。
人とたくさん会話をし、楽しく笑うという何気ないことも、シワをできにくい肌環境にする大切な方法のひとつなのですね。
笑う機会が多いと、目じりに笑いジワが定着してしまう場合もありますが、この笑いジワは毎日たくさん笑っているという証でもあるので、気にしすぎず、堂々としても良いシワですよ!
日常生活の中から工夫しよう!
一度できたシワを目立たなくさせるのは難しいため、シワができにくい肌環境にすることが何よりも大切です。
日常生活の中では、基本的なスキンケアや紫外線対策を意識しつつ、シワができやすい習慣や癖を注意するようにしてみましょう。
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